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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(FC篇)
第3話
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向けて号令をし
「ハイ!リウイ様!」
ペテレーネは杖を構えて詠唱をし始め
「ハッ!」
ファーミシルスは連接剣を構え
「ふふ、楽しませてもらうわよ!」
カーリアンも双剣を構え
「力持たぬ者を攻撃した上、余達に剣を向けたその罪……死して悔いるがよい!」
リフィアはペテレーネと並ぶような位置で杖を構えて詠唱をし始め
「きゃは、遊んであげる……」
エヴリーヌは弓を虚空から出し、片手に魔力の矢を作りだした。

「「「死ね―!」」」
「炎を味わえ!フレインバル!」
ゴオ!
「「「ぐああ……」」」
リウイに襲いかかった兵達はリウイの炎を纏ったレイピアによって急所をつかれた上、その身を炎が跡形もなく焼いた。

「相手は女子供がほとんだ!殺せ!」
「「「「オオッ!!」」」」
「ふふ、ファーミ、何人殺せるか競争ね?それェ!」
「フン、こんな雑魚共相手に何を言ってるのかしら?……まあ、あなたには負けないけどね!」
ズバ!ドス!
「「ガ!」」
「「ガあ……」」
軽口を叩きながらもカーリアンとファーミシルスは次々と兵達を葬っていった。
「うふふ、みんな死んじゃえ!」
ドスドスドス!
「「「グ……ア……」」」
遊び感覚のエヴリーヌが空中に向けて放った矢は空中で分散し複数の兵達の眉間や喉元に当たり絶命させた。

「大いなる闇よ……ティルワンの死磔!」
「古より伝わりし純粋なる爆発よ……落ちよ!エル=アウエラ!」
ゴォォォォ……ズドーン!
「「「「「ギ!………」」」」」
ペテレーネの暗黒魔術とリフィアの純粋魔術によって周りの兵達は跡形もなく消え去った。
リウイ達の圧倒的な強さに帝国兵達はなすすべもなく命を落とし、ついには突撃を命令した兵しか残らなかった。

「……さて、残るは貴様だけのようだな。」
「ヒ!な、なんなんだよ……貴様らはぁ!」
近づいて来るリウイに恐怖した兵は銃を何度も撃ったが、全てリウイの剣によって弾かれ弾切れになった。
「俺達<闇夜の卷族>に剣を向けた事をあの世で後悔するがいい!」
ズバ!
そして一瞬で相手に詰め寄ったリウイの剣が兵の首を通り、恐怖の顔をした兵の首が地面に落ちた。
「フン、雑魚が。あっけない。」
「ん〜ちょっと物足りないわね。」
物足りなさそうな顔をしたカーリアンと死体に侮蔑の顔をむけたファーミシルスは武器を収め、ほかの仲間達も武器を収めた。

「あなたたちは一体……」
驚異的な強さを見せたリウイ達をエステルに死体を見せないように抱きしめたレナは呟いた。
「……いずれ我ら<闇夜の卷族>を知る時が来るだろう。せっかく助かった命だ。娘共々さっさとここから離れるがいい。」
「……わかりました。命を助けて下さって
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