番外編その2
恋姫・大江戸チームの様子見
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見さ。次元パトロール隊関連だから、アイツら以外の者らを見ている訳さ。それより二人でバッティング対決でもしてんのか?」
「ええ、桃さんの武装が私とそっくりなので毎日のように勝負しています」
桃子の武器は仕込み金棒の鬼斬で、鞘代わりが金棒となっていて本体が両刃の蛮刀となっている。それに対して焔耶のは鈍砕骨と言って、名前の通り骨まで粉砕する大金棒となっていて二人の息が合ったコンビネーションを発揮する。
普段から重い武装なのか、模擬戦や訓練の時は素早く振れるようにしていると桔梗から聞いた。大江戸チームの武器が基本刀だけど、桃子やかなうが使うような仕込みに関しても重さから長さまで全て擬態により何とかなっている。
「二人の武装は確かにそっくりだから、バッティングや自主トレでは重い棒状ので振ってるもんな」
「お館のように各種武装全て使える訳ではないが、皆それぞれの鍛錬メニューが違う事だが共通している部分もありますから」
「ま、そう言う事何であたいと焔耶と一緒にやっている訳さ」
「タマも元気そうで何よりだ、剣魂専用粒子を撒いているタワーを整備後だと出力を上げたとイアンが言ってたな」
桃子付近には剣魂のタマがいたが、タマ自身を撃つ事でレールガンのように放つからな。撃つ側である桃子の力を合わせる事で、更に力を付けて打っているが最近活躍していないのか不機嫌になる事があるらしい。ま、今だとレーティングゲームしないしお役御免ではないが次元パトロール隊の力として連れて行く事がある。
「最近は次元の狭間本家だけだが、そろそろあたい達の出番はないのか?一真」
「ゲーム関連ではないが、次元パトロール隊としてだったらあるかもしれんぞ。その事に関してアグニらに話してないけどな」
「お館は私らの心配を他所に人間界で戦闘していると聞いている・・・・だが次元パトロール隊としての出番だと有りそうだ。桃さん、さっきの続きをしようじゃないか」
「おうよ!どっちが遠くに飛ぶか互いの武装で勝負だ!」
焔耶と桃子の二人はそれぞれ持つ大金棒を持って構えると、タマの代わりであるボールが来ると同時に振ると見事に守護結界外まで飛んで行った。ま、次元の狭間は無の世界となっているんで例えボールが飛んで行っても自然消滅するんでゴミは出さないようにしている。
大江戸チームの武装名は吉音と詠美が持つ『暁丸と蒼穹丸』光姫の仕込杖の『太平』に、朱金の『桜花』や想の『清廉の誉』は元々奉行に貸し与えられた刀で二人の個性が出ている。
「そう言えば子住姉妹が使っている短刀を使う所は余り見た事ないが、護身用として持っていると聞いたな。そこで隠れてないで出て来なさい、唯」
「あちゃーボクが気配消してるのに見つかるとは流石一真さんだよ」
「そりゃそ
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