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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL16 込められた想い
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答えに何となく分かった気がする。
「だが普通のブレイブデュエルで学校対抗、全国大会をやれば良いんじゃないのか?」
「レイ、先ほどアミタが言ったが、戦うだけがブレイブデュエルではないのだ」
ディアの言いたい事も分かるが、俺の見てきた中では戦いが一番大きい盛り上がりを見せていた。
ならばそれを前面に出した方が大会も盛り上がる筈だ。
「それじゃあルール説明です。このゲームは名前通りゴールに1番速くゴールに着いた人が勝ちです。但し順番にあの大きな輪を通らなくてはなりません」
「順番に通らないとどうなるの?」
「次の輪には通れません。薄い壁の様な物で通れない様になります」
レヴィの質問にアミタはそう答えた。
と言う事はこのレースは特にコースは決まっておらず、輪を順番に通る事が必須条件と言うわけだ。
「なるほどなるほど………」
シュテルはそう呟き、何度か頷いた。何かこのレースの必勝法でも思い付いたんだろう。
(………って俺は何を………)
自然とこのレースの事を考えてしまっていた。油断すれば内なる自分が何時顔を出してもおかしくないのに。
「………それでは他に質問はありますか?」
そんな事を考えているといつの間にか説明が終わってしまった様だ。
「零治大丈夫?聞いてた?」
「あ、ああ。大丈夫だ………」
そんな俺の様子を見て、キリエは何も言わず、準備を始める。
「それじゃ、あのランプが青に変わったらスタートだよ」
カーレースによく見るスタートのランプがスタート地点の場所にあり、赤に点火していた。
「よ〜し、ボクが一番だからね!!」
「さて、それはどうでしょうか………?」
バチバチと隣通しで見えない雷をぶつけ合うシュテルとレヴィ。
「ユーリ、無理はするなよ?」
「分かってます。でもだからって負けません!」
心配するディアにそう宣言するユーリ。ユーリもやる気満々の様だ。
「それじゃあ始まりますよ!!」
「準備は良いかしら?」
アミタとキリエの声の後、ランプが点滅し始める。
電子音と共に下に点滅が移動する。そして…………
『ビ―――――!!!』
大きな電子音と共に皆、一斉に動き………
「うん?アミタ?」
皆が一斉にスタートした中、アミタはその場にとどまっていた。
『何をする気だ………?』
「行きますよ!!ガトリングバースト!!」
「!!」
アミタはすぐにスキルを使って来た。双銃から高速連射される魔力弾は前に進んだ全員に襲い掛かる。
「ふん!!ボクのトップスピードならそんなばら撒いた攻撃………って、えっ!?」
一気にスピードを上げようとしたレヴィをオレンジの輪が拘束した。
「そう簡単に逃がし
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