17話 幽霊なんて怖くない……
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チマチマ倒してもキリがない」
「そうね……」
どうやら互いに考えてる事は同じだったようだ
「「形成」」
空とルサルカは互いにギアを一つ上げる事にした
「『黒円卓の聖槍』」
「『血の伯爵夫人』」
空の大剣は唐竹に振り下ろすと衝撃波で一掃し
ルサルカは鋼鉄の処女で幽霊を数体纏めて始末する
「ん?使い慣れたか?」
空は大剣に微かな違和感を覚えた
形成に成ってからは完全に蹂躙だった
さながら作業のような戦闘がひと段落し幽霊や洋館など何事もなかったかのように姿を消した。
「しっかし、何だったんだら。あの屋敷と幽霊は」
空は形状を解除して辺りを見渡す……大分体が楽になった
やはり多少なりとも無理をしていたのだろう…当分は魂を取らなくても問題は無い
「多分だけど、この辺りに…」
ルサルカは見渡すと、少し遠くの場所に廃屋があった
「これねー」
堂々と中に入り物色すると中から一つの球が出てきた
「んだよ、それ」
「さぁ?私も分からないわ〜でも此れが呼び水になって魂を集めてたみたいねー」
「どうすんだよ砕くか?」
「まっさかー勿体ないわよ貰っときましょうよー戦利品よ戦利品♪」
「好きにしろ……あれ?フェンは?」
その頃
『何故、誰も戻ってこないのだ……』
一匹で主人の帰りを待っていた狼がいたとさ
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