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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第6話 イッセーVS堕天使!放て、必殺釘パンチ!
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 吹き飛んだ壁から一人の人間が入ってきた、何なのアイツ…


「レイナーレ様。奴がアーシアを連れて行った例の…」
「アイツが…」


 まさかアーシアを連れて行った張本人が現れるなんてね…予想外だわ。


「うわ、うじゃうじゃいるな…えーと…」


人間の小僧は何かを探すようにキョロキョロとしている。


「お、アンタがレイナーレか?」


 あろうことか家畜以下の分際で私の名前を吐いた。


「…人間ごときが私の名前を吐くんじゃないわよ」
「へえ、堕天使って初めて会ったけど傲慢なんだな」
『全部がああじゃないと思うがな』


 人間は私の言葉を無視してヘラヘラと笑っている、それにかなりイラついたが私は奴がはいたある言葉に引っかかった。


「堕天使を知っている…貴方、唯の一般人じゃないわね」
「まあそれなりに裏の事は知ってるぜ」
「なら話が早いわ、私はレイナーレ。人間とは遥か別次元の存在である至高の堕天使…貴方が連れて行った子は私の大切な物なの…返してくれるかしら」
「勘違いするな、俺はお前にアーシアを返しにきたわけじゃねえよ」


 あら、てっきり命乞いでもしに来たのかと思ったけど…


「じゃあ貴方は何をしにここに来たのかしら?」
「アーシアは俺が引き取る、そのお願いに来た」


 ……一瞬この人間が何を言ったのか理解できなかった、お願い?至高の存在である私に人間がお願い…?


「…あはは、あははははははッ!!!」


 私はたまらず笑ってしまった、だってジョークにしては冗談がすぎるわよ!


「プッあはは!人間ってバカっすね〜!」
「…呆れて物も言えないわ」
「愚かな…」


 ミッテルト達も笑っている、それもそうでしょうね。こんな面白いジョークで笑うなって言うほうが無理よ!


「あーあ……笑っちゃった…面白いジョークだったわ。それじゃさっさとアーシアを返して死になさい」
「悪いがジョークじゃない」
「…じゃあ本気なの?それこそ笑えないわ。下等な人間が堕天使に勝てるとでも?…もういいわ。こんなバカに時間は使いたくないし…貴方達、さっさとそいつを殺してア−シアを連れてきなさい」
「「「はッ!!」」」


 光の剣や銃で武装したはぐれ悪魔祓い達が人間を取り囲んでいく、可愛そうだけど貴方が悪いのよ。


「かかれッ!」


 一人の合図で全員が小僧に向かっていく、本当に馬鹿な奴だったわね、まああの世でアーシアと再会させてあげるからおとなしく死んでね。


「ほう、お前ら……俺と遊ぶか?」


 ギンッ!!


 !!ッな、何この感覚は…体に寒気が…よく見るとはぐれ悪魔払い達が硬直していた
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