暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
涼宮ハルヒの憂鬱 〜蒔風舜の激闘〜
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ガァルルルルルルルルル!!!

フシュシュシュシュシュユゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・・

そうしてサラマンダーが、まるで命の灯であるかのように炎を弱弱しく吐いた。
そして口から洩れる炎がちろちろと消えていき、その身体もまた、消えていく。









最後に、「奴」と蒔風である。

召喚獣たちを戻し、バリアの中からキョンを引っ張って言った。

「行くぜ、キョン。おまえに、一回だけ非一般人ってのをやらせてやるよ」

「はぁ?」

「おおおおお!!開翼!!そしてぇ!!」



【Suzumiya Haruhi no Yuuutu】-WORLD LINK- 〜WEPON〜


蒔風がWORLD LINKを発動させる。
すると、キョンの眼の色が変わった。

なにやら右が青で左が緑だ。


「なんだなんだぁ!!!??」

「あーキョン、なんか撃ってみて?」

「はい?お前まさかこれ・・・」

「はい、キョンビーム!!」

「うをぉ!!」

キョンが慌てて「奴」のほうを向く。
すると「奴」に向かってレーザーが放たれた。


「なぁっ!?くおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」


ピュン・・・・ドォオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!

いきなりのことで「奴」も反応できずに、直撃を食らう。

一瞬であたり一面が火の海になる。
光学兵器と呼ぶべき光の束には、それだけの威力が十二分に備え付けられている。


「レーザーだけじゃ爆発はしないんだがな。さすがはWORLD LINK」

「おいおい!!納得してないでなんだよこれ!!」

「こっち向くなよ!!ほら次だ!!」

「またかよ!!」


炎の中で動けない「奴」に再びキョンが向く。
蒔風が、発射スイッチであるかのようにキョンの背中を押した。


その動作に、「奴」は咄嗟にガードをとった。

一体何か来ると言うのか。
しかし、彼は腕でではなく、剣でガードするべきだったのだ。

来たのは、レーザービームではなかったからだ。






シュパン!!ズパパパパパン!!!




「む?ぬあああああああああああああああああああああああああああ!!」



その体が今度はズタズタにされる。
さらにそれを越え、身体がバラバラに崩壊した。

今放たれたのはカッターのようだ。
さらに細かく言うのなら、そして長門の言葉を借りるのであれば「超振動性分子カッター」という代物だ。


「なんだよこれ!?」

「気にすんな!!世界最強の特殊能力だと思え!!」

「何が何だか・・・」

「とにか
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