第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
涼宮ハルヒの憂鬱 〜蒔風舜の激闘〜
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やってんのは涼宮だろうし、解決してんのはこいつらだ!!わかることはそれだけだし・・・・それだけでいい!!」
「確かに・・・・」
「古泉?」
「たとえあなたが元凶だとしても、僕の力は涼宮さんが与えてくれたものですからね。今のあなたは一般人。それで十分でしたね」
「私の仕事はあなたの安全を確保することと、涼宮ハルヒの観察。最初からそれだけ」
「長門・・・・」
「キョンくんは協力者ですけど、時間の流れに関与できません。だからこそ、いろいろお願いされるんだと思います」
「朝比奈さん・・・・」
「ふん!!美しい友情だなぁ!!!主人公よ!!殺したくなってくるわ!!」
「させるかよ!!おいてめえら、ちんたらやってんじゃねえぞ!!!」
「・・・御意!」「おっけ〜!!」「了解です!!」「了解じゃ!!」「了承!」「おっし!」「いくかぁ!」
蒔風の叫びに、龍虎雀武・獅子天麟が応える。
その瞳がギラリと光り、主からの力が流れ込む。
それに反応してか、ケルベロスが玄武に向かい、その牙を突きたてた。
しかし玄武の防御力は、十五天帝召喚獣最高峰である。
その三つの顎門が噛みつこうとも、その装甲は砕けない。
そこに白虎がその爪をもって横腹を裂き、麒麟が思いきり踏み砕く。
それだけのダメージにケルベロスは腹を裂かれて背骨を折られ、実体化できなくなって消えてしまう。
一方、迦桜羅との戦いは空中戦である。
迦桜羅と朱雀がその体を炎に包み、幾度も幾度もぶつかり合う。
そこに天馬の蹄が襲う。
迦桜羅は今までもこの攻撃をかわしてきていた。なのでまた同じようにかわそうとする。
しかし今度は違った。パターンを見切った朱雀の嘴が、迦桜羅の翼を貫いた。
キュロォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!
そして天馬の蹄によって地面にたたき落とされ、そこに急降下してくる全身を炎と化した朱雀の突攻が叩きこまれる!
バッガァッ!!!
爆炎とともに吹き飛んだ迦桜羅。
元来炎の化身でもあるようなその鳥が、より熱く燃える炎に焼かれて消えていった。
そしてサラマンダー戦である。
サラマンダーがその口から炎を吐き出し、青龍を焼かんとする。
しかし、青龍はそのすでに煤けた身体を鞭のようにしならせ、その炎を中心に回転して突っ込む。
そしてその口に噛みつき塞ぎ、身体を巻き付け、上空にあげていく。
そこでサラマンダーを開放し、その体を全力で叩きつけた。
そしてそこに獅子の爪と牙が襲いかかり、サラマンダーの首をとらえ
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