第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
涼宮ハルヒの憂鬱 〜蒔風舜の激闘〜
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はそういう立ち位置だろう??オレの考えでは、そっちのほうが元凶なんだがなぁ・・・」
「あなた・・・まさか・・・」
「待ってくれ!!!おれはそんな人間じゃない!!!なんの力もない一般人だ!!!」
「涼宮ハルヒだってそう思っている。いや?もしかしたら、お前と涼宮ハルヒの両方の力が作用し合っているのかもな。まあつまりはお前自身がどう思おうと、お前がそういうやつだということは変わらないんだよ!!!!けっ、そういった最主要とか主要人物の勝手な都合で物語が進む、世界がかき混ぜられる!!気に食わねえ。世界に居んのはてめえだけじゃねえってのによ!!!」
どうやらこっちの声も聞こえてきたようだ。
だがそんなことよりも・・・・・・・・・
オレは・・・・オレは本当にそんな奴だったのか?
朝比奈さんは未来からやってきたのも、長門が作られたのも、古泉に変な力が宿ったのもオレのせいなのか?
オレは・・・・今までのオレは・・・・
バンッ!!!
「間違えんなよ・・・・・」
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「奴」がキョンに向かってその推論をぶちまけ、激昂している。
そのすきに蒔風はバリアのほうにズリズリと這いながら近づき、そのバリアを叩く。
中にいるキョンがビクッ!と蒔風のほうを見る。
「間違えんなよ・・・・・」
「お、お前・・・・ボロボロじゃないか!!!大丈夫か?長門!!治してやれないのか!?」
「可能だが推奨はできない」
「なんでだよ!!」
「「奴」がいる。防壁を解いたら、終わり」
「大丈夫だよ・・・・ありがとな・・・・さぁて、てめえ、いい加減なこと言ってんじゃねえぞ!!」
「ン?結構筋が通っていただろう?」
「ああ、筋は通ってる。確かにそれが正しいのかもしれない。オレにそれを否定する要素はねえよ。だけどな、それが確定であるという確固たる証拠もねえだろうが!!!」
「ま、蒔風・・・・」
「こいつが何をしたかとかは関係ねえ。でもな、いままでがあったからこうやってこいつらはここにいるんだ!!!」
「・・・・・・」
「誰がどうじゃねえんだよ。ハルヒがいて、キョンがいて、長門に朝比奈さんに古泉がいて!!!それがこいつらSOS団なんだよ!!!それもわからないお前にな、一言くれてやる。自分がどんな存在かは、自分で決めることができる!!・・・とかどっかで聞いた!!」
「どっか、ですか」
「蒔風・・・・!!」
「こいつはこいつだ!!今いろいろ
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