第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
涼宮ハルヒの憂鬱 〜蒔風舜の激闘〜
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ンションに身を任せるには・・・・・はっ、いきなりすぎたわ」
ボロボロの体でめり込む地面に体を預けて蒔風がぼやいた。
(ぐ・・・・身体が・・・・動かない・・・・か)
「はん。いい感じに乗せられるからだ。まったく・・・・」
「なん、だ?・・・・心配、でも・・・・・してくれてんの・・・・か??」
「まっさかぁ!!!ただよ、お前も、あそこの中に隠れてるやつらも、なーんか勘違いしてるって思うと面白くってよ」
「なに・・・・が・・・・?」
ギャオォオォォォォォォオォォォォォォ!!!
キュルルルルルルルルルルルルゥゥゥゥゥゥゥ!!!
ドンっ、バァァァァァァ・・・・ゴゴンン・・・・
青龍たちが戦っている音をBGMに「奴」が語りだす。
「そっちの奴らもよく聞いとけよ!!?いいか?お前ら揃いも揃って涼宮ハルヒがすべての現況みたいなこと考えてんだろ?」
「ああ・・・・古泉から聞いた話じゃ、っーーーーーーー!!!そんな・・・ところだ」
「無利するなよ蒔風。もうお前の負けだよ・・・・ひひひひひひひ。その話から間違ってんだよ・・・・・」
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「間違ってんだよ・・・・」
「奴」と蒔風が会話している。
数十メートル離れているところだからよく聞こえないはずだが、どうやら長門が音を拾ってくれてるらしい。
「涼宮ハルヒに特別な力があって、彼女の思い通りに現実が歪む。それはおおむね正しい。それが彼女が発信源なのか、それとも見つけていくだけの存在なのかは分からない。だがな、そこにいる最主要人物はな、そんな状況を求めてたって知ってるか??」
「本当ですか?」
オレの隣で古泉が確認してくる。
「いつのことだよ?今じゃ納得してるが、望んでなった立場じゃねえぞ」
「まあこれはオレの推測なんだがな、自信はある。そいつはな、嘗てはヒーローだとか謎の組織だとか、そういう面白い世界に憧れて、行きたがった。しかし気付いた、自分がそんなところに放り出されても何の能力もない自分は太刀打ちできない」
「それは・・・・・よくわかるぜ。おれも・・・そうだったからなぁ」
「回復してきたな・・・・・おらあ!!!」
「ぐぶっ!!ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅあぁあ!!!」
「で、そいつは考えたんだよ。転校生みたいに急に出会ったやつが実はそういうやつで、自分はフォロー役にまわればいいと。自分はその戦いを脇からのぞいてればいいと、な」
『!!!』
「どうだ?今そいつがいるの
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