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揺るがぬ生き様
bleach
虚 1
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  空座町side


 「どうしましょうか…夜一さん」

 そこは空座町、浦原商店
 二人は今、今後について話ていた。
 現在、尸魂界は愛染の対処に追われている。というのも愛染が崩玉を使い破面を作り出し、その存在が強大であるからだ。
 浦原は事前に夜一から別の世界の『神』と呼ばれる高次元存在と盟約を交わし。別の世界で一個の個体として暮らしている事を聞かされていた。

 「うむ、喜助の言う通り今の戦力では心もとないの…
 じゃが一応呼べると言っても一度だけじゃ、それを今回使うのか?」

 夜一が今回思い出したのは危機的状況になるというトリガーが発動したため。盟約により一回かぎりだが助力を請うために呼べる。

 「背に腹は代えられません、よろしくお願いします〜夜一さん」
 扇子で口は隠すが目は鋭く前を見据えていた。


 「ならば地下にゆくぞ」

 喜助、夜一そして鉄裁が地下に降りる。
 そこで急激な霊圧上昇を抑える結界を鉄裁が張る。

 「では、夜一さんおねがいします…」

 緊張した面持ちの喜助と鉄裁。
 二人は夜一と違い話しか聞いていない。どんな人物かわからないが用心に越したことはない。
 夜一が結界の中央に巻物を開き、自身の血を巻物に捧げる。すると

 「「!!」」

 (な、なんすかあの鈍く光る青穴は!!半端じゃない威圧感っすよ…)

 そう、まるで半端な物は入れば戻れない黄泉沼の気配を放つ孔が発生していた。
 そしてその孔に向かい霊子が渦巻いていく。
 凄まじい威圧感を放つ中、孔から刀が射出された。刀が巻物の中央に刺さると地面まで喜助達には理解できない文字と陣が発生。
 巨大な火柱と見紛う霊圧と神秘の奔流が流れ出し、急速に圧縮され人型が構築された。

 姿は総隊長程ではないものの老人だと思われる白銀の髭と髪、一部赤と黄色だったと思われる色痕があるものの基本的に色味が抜けている。
 右目は爪で引っかかれた跡のような傷痕と眼帯。しかし老人だと思ってもあふれる生気が老いを感じさせない。
 夜一は普通に見ているが喜助と鉄裁はそうはいかない。

 背後には数多の猛獣の顔の様な物が一つの生命のように相手の背におりこちらを見ていたからだ。

 (な…なんて人っすか……僕たちとは確実に次元の違う人だ)

 (夜一殿は何故あんなに涼しい顔を出来るのか?!)

 事実、夜一と呼び出した人物は親しげに話していた。
 どうやら話が終わった様で、こちらに来る途中に背後に見えた物は消えていた。
 喜助と鉄裁は冷や汗を流しつつ心を落ち着かせ目の前の人物との会話に向けて意識を高めていった。


 場所は移動し商店の仲の茶室…そこで4人は集まっていた。


 「まずは自
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