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魔法使いと優しい少女
第21話 変わらない優しさ
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かは頭を下げてお願いした。

狼牙「わかったよ」
俺はそう言ってゆたかの為にベットから出て布団を敷いた。

狼牙「お前はベッドで寝ろ 俺は布団で寝る」
そう俺はゆたかに言った。

ゆたか「うん」
ゆたかはベッドに入って眠りに入った。
俺も疲れが出てきて眠りに入った。



〜夢の中〜


俺はある夢を見た。
紅蓮カリバーを持っているゆたかの夢だった。
ゆたかは目が赤くなり紅蓮カリバーで多くの敵を殺していた。

紅蓮カリバーを持って白い服が赤く染まっていた。


ゆたかの目から涙が出ていた。

泣きながら人を殺していた。


俺はゆたかに近づいて肩に手で触ろうとした。
ゆたかは後ろを振り向いてジャスティスバレットで俺に攻撃を仕掛けた。
俺は体から大量の血が出た。
ゆたか「…………ごめんね………」

そう言って俺に抱き着いた。

俺は薄れ行く意識の中ゆたかの頭を撫でて俺は眠りについた。



〜現実〜


俺は目が覚めると朝になっていた。

狼牙「朝か、」
俺は体を起こして布団から出ようとした。

ゆたか「ん?」
横を見るとゆたかが眠っていた。

可愛い寝顔で眠っているゆたかに俺は頭を撫でてこう言った。

狼牙「俺が死んでもお前との思いでは忘れないぞ」

そう言って俺はゆたかの唇にキスをした。



俺は自分がいつ死んでもゆたかとの絆を大事にしたいと思った。


続く
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