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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter51
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「あはは…すごい言われよう…」

「まあ、由紀だから仕方がないけど…」

「みんなひどいよ!!」

まさかの解答で唖然とした俺達に由紀は反論すると胡桃、悠里、直樹、圭、俺、ジュード、優花とひどいけど正論の言葉を口にして由紀は頬膨らせる。

「私だってめぐねえみたいな教師になるんだもん!」

「ええっ!?私!?」

「うん!私、めぐねえみたいな先生になりたい!」

由紀の将来のビジョンはめぐねえのような先生とは…確かにこの中でめぐねえと親交が深いのはめぐねえであるのは間違いはないしな

「丈槍さん、先生うれしいわ」

「まあ、それなら必死になって勉強しないとな」

「へぅ!もしかしたら無理かも」

「丈槍さん!?諦めるのはやい!?」


目指す目標が自分だとしっためぐねえは嬉しい表情を見せるなか俺がそのためなら勉強しないとと忠告するとすぐさま折れる由紀、それに対するめぐねえの突っ込みが入り、そのやり取りで屋上は俺たちの笑いと笑みで溢れた。

みんな、将来はまだ見えてないけど着実にやりたいことが見えてきてる…未来は1つじゃない…様々な可能性が分岐しているんだ…だから…運命は…変えられないんじゃない…誰にだって変える力を持っているんだ



翌日


「さてと、積めるものはこれだけだな」

太陽が登り始めて間近な時俺達は昨晩中に荷造りし準備していた必要な物資を三台の車に積める

「ん〜いい旅立ち日和だな」

隣で体を屈伸している胡桃が晴天の空を見てそういう、因みに耳には通信機を取り付けてある、運転するに当たって3台なので通信機を全員につけてもらいいざというときに通信をとれるようにした。

「雄也くん!もう準備完了だって!」

音姉が出発の準備が完了したと俺に教え各自3台の車に乗り込む。

俺は乗ってきた車の運転席に座り助手席には悠里、後部座席には圭と音姉がのり、胡桃が運転する車には直樹とジュードと優花、めぐねえが運転する車には由紀が乗車した。

《いよいよ、学校ともお別れだね》

通信機を通して由紀の声が聞こえてくる、その声からは別れる悲しい声が聞いてとれた。

「由紀、また来よう、平和になったら必ずこのメンバーでな」

《…うん!》

またここにみんなで来ると約束すると由紀は元気な声で返答した。

《よし!それじゃあ出発だ!!》

その胡桃の掛け声と共に車を発進させた。

一ヶ月近く続いた巡ヶ丘のパンデミック、その終わりは近い


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