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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter51
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この名残惜しい雰囲気をぶち壊すかのように由紀をはじめとする残りメンバーが戻ってきて、由紀に関してはあまり疲れはてていないのかまだ元気であった。

「おっ、戻ってきたか全部終わったんだな」

「ええ、学校全体となると本当に疲れたわ…でもきついとは思わなかったけどね」

由紀達が戻ってきたことにより胡桃は俯せの上半身を起こしそれに続けるように俺も上半身を起こす。

そして疲れきっている表情を見せている悠里はその反面でやりきった感じをほとばしっていた。

「ねえねえ!今日はみんなで屋上で星空を見ながら寝ようよ!」

そんなとき意外にも由紀から珍しい提案を持ちかけられてみんな由紀に視線を向ける。

「星空を見てか中々いいかもしれないな」

「ここにいるのも明日の朝が最後だし私もそれに賛成だな」

「本当!?じゃあすぐに屋上にしゅっぱーつ!!」

由紀の提案に俺と胡桃が賛成だと口にし由紀は賛成してくれたことによろこび一目散に屋上へと向かっていく。

「由紀先輩!待ってください!」

「さてと、俺達も屋上に行くか」

「そうね、ちゃんと寝袋も持っていかないと」

先走って向かった由紀を追うように直樹が部屋からでてその光景に苦笑いしながらも俺達もゆっくりとその後を追いかけていった。


「もう!ゆうくんもめぐねえたちも遅いよ!」

そして屋上では案の定、由紀と直樹が待ちわびており由紀は俺達が遅いことにご立腹のようだ。

「すまんすまん、さてと、それじゃあ寝転ぶか」

軽い感じで由紀に謝り、謝った後に人数分の寝袋をしいて寝袋のなかに入り星空を眺める。

空は視界を遮る雲はひとつもなくこの巡ヶ丘全体で明かりなどは少なくなっていることで絶景な夜空がよく見えた

「うわ〜すっごい!綺麗だね!」

「ここまでの夜景早々見れるもんじゃねえな」

仰向けで寝転ぶ由紀が素直に夜空を絶賛し都会ではここまでの夜景は見れないと俺も共感した。

「…ねえねえ、みんな…みんな将来の夢とかあるの?」

少し夜空を眺めていると由紀が将来の夢につて聞き始める。

「夢か…私は…あんまりそういうビジョンは無いな…りーさんは?」

「私、私は…」

みんなで将来のことを語り合うことになり、先ずは胡桃は特にないようで悠里にバトンタッチすると悠里は寝袋から手を出して俺の体に抱きついて…

「私はゆうくんのお嫁さんなんだから…」

赤らめながら俺の嫁発言をする。

「あ〜!ずるいです!悠里!私だって雄也先輩のお嫁さんなんですから!」

悠里のお嫁発言に反応して俺の左側にいる圭が対抗して悠里と同じく抱きついてくる。

というか、同じ俺の彼女だからか敬語は一切内容だ

「…
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