86話 小屋
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かったかな?
再び外に出てまた魔物に囲まれた私たちは魔物をとりあえず一掃すべく武器をとる。なんかほんと、戦ってばっかりなんだけど!流石に嬉しくない!あ、でも楽しいから!
・・・・
『……』
『……』
一行が去った小屋の中、魔物達は黙り込む。にこにこ笑いながら嘘を許さなかった青年も恐ろしかったが血濡れの少女の正体は、魔の身からすれば痛いほど感じ取れ、彼女がもしこちらに話しかけたのなら自我まで奪われたかもしれない、と恐怖する。
……それはただの考えすぎで、やろうと思えば『魔物の半分は支配下における』のだが知りえない上に戦闘狂である以上起こりえなかったのだが。
『……実在スル、トハ』
ぼそりと、一つ震える声が静まり返った小屋に響き、消えた。
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