82話 胃薬
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出来たなんて思ってないだろうな。
エルトが丁寧に保管していたアルゴンハートをクラビウス王は受け取り、その大きさを見てさらに……いっそ哀れなほど嘆いた。王子をもっとマトモに育てるんだったな。
「これほどのものを用意できるというのに……」
ま、心中お察しってことだろう。哀れだな、本当に。
その後俺達は無事に太陽の鏡を譲り受けることが出来た。しかし……鍵を開けてもらった宝物庫のその先に、なんともいえない結果がもたらされるとはまだ考えもしていなかった。これ以上胃が痛いのも恋に振り回されるのもゴメンだぜ。
さぁて……トウカに何を伝えるにしろ、レディに冷やかされるにしろ、俺の胃薬は止まらないってわけだな。先は長いぜ。
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