80話 開催
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
たアルゴンハートはどこに出しても恥ずかしくないと思うんだけど!バザーの後とか、馬鹿かな!言わないけど!ここでおじゃんとか嫌だし!ゼシカが肩叩いてくれた!うん、分かってくれるんだね!
「では宿を」
「寛大な僕は宿代を払ってやる。……言うんじゃないぞ」
……こんなくだらない事で口止めするんだね、この王子は!まぁ払ってくれるなら払ってもらうかな。だってカジノとか行っちゃうチャゴス王子だよ?その資金が少しでも減るならいいんじゃない?クラビウス王の胃のためにさ!あとサザンビークの国民のみなさんの不信感が少しでも減るように……。なんてこの程度じゃ無理なんだろうな。
適当に渡されたらしいお金で……みんな若干嫌な顔をしつつも宿に入った。残ってる部屋の問題でみんな同室になっちゃうっていうね!お金余ったけど後で返さないとなぁ……。にしても、護衛のそういう金を払うってところはやっぱり上に立つっていうかそこのところは教育されてるのかな?うーん、ただの口止めって可能性の方が高いかなぁ……。
その後、ゼシカにやったらめったらどんな服にでもリボンが付いているって何時か言ったのを思い出されちゃって、ただの寝間着なのにこんなところにヒントがあったなんて……とか捕まったり、男三人、女二人でベッドが一つ余る六人用の大部屋しかないという、まぁ飛び入りで泊まったから仕方ないのだけど……不運を嘆くククールがいたり、デリカシーというかやっぱり色男って気にするのかな、そういうの!
いつも通り剣を抱きしめ、枕元に双剣を並べておやすみなさい!なんでみんな私を恐ろしいものを見るような目で見るのかな!いつもの事じゃないか!
疲れたから布団に潜ってすぐに意識がフェードアウトしていったけど仕方ないね!夜の鍛錬をサボっちゃったけどそんな日もあるさ!ちなみに次の日、みんなと同じぐらいに目覚めた私は朝の鍛錬まで出来なくってあまりの困憊っぷりにびっくりもしたよ!そこまで疲れてるとはね!
寝たらさっぱりすっきり爽快だったから、引きずることだけはないよって笑ったらまだ疲れてるみんなは頼もしそうに、あとちょっとだけ呆れたみたいに笑い返してくれた。
・・・・
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ