暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
the days 崩壊 〜ほとんど説明だなこりゃ〜
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ことかわかりますか?

「そういう世界なんじゃないの?もともと"ライクル"が入ってたとか」

いいえあなたの世界は純粋な"no Name"です。それはあり得ません。
人は本来力を持っているのです。ただ生まれ落ちた世界によってそれは変わってきます。

"no Name"にいる人は、みな扉が閉じている状態なのです。そこで渡したあの鍵を使ってあなたの扉を開けたのですよ。
力をすんなり使えたでしょう?それはもともと持っていた力だったからですよ。

「ああ、だから代償は世界の理から外れるだったのか」

はい

「でもほかの世界の奴に頼むこともできたんじゃないか?なんで世界の理を外させてまで俺に?」

それは、彼の正体が・・・・・


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管理者が口を開いて「奴」名前を言う。

その名はよく知る「あいつ」だった。

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「・・・・・なるほど、そりゃ俺が適任だな」

ええ、そしてその翼、翼人についての説明をいたします。


そもそも、翼人の翼は、力を使役するもののひとつのリミッター解除装置なのです。
莫大なエネルギーを使う時にはその反動を吐き出すための「なにか」が必要になります。

「車の排気口みたいな?」

そうです。それがあの翼です。翼人になる人間は限られており、誰でもなれるようなものではありません。また、生まれも関係ありません。

翼人の翼は物理的なものではないので、翼が生えていてたあなたの服の背にも、穴は開きませんので、衣服代は気にしないでくださいね?
まあ、使いようではそれで攻撃することもできますけど。

翼人はいくつかの世界に一人という低確率で現れます。しかもその持ちうる力の大きさ、さらには生まれ落ちた世界にもよるので、一生のうちにその力に目覚める者は、ほんの一握りです。

「まあさっきの説明だと、俺なんか一生なかっただろうしな」



そして翼人となるものにひとつだけ共通点があります。
それは

「それは?」

何らかの人の感情を司っているからか、良くも悪くも、人に意思を尊重するものです。ただ一方的に叩くにしても、相手の意志を知った上で、理解したうえで否定してきます。
故に翼人は素晴らしい善人とも呼ばれますし、とんでもない悪人ともいわれることもあります。

「つまりはすべての理解者ってこと?だからどっちにも転ぶ?」

ええ、理解なしには否定も共感もできませんから。
そして翼人の翼はそれぞれ色が違い、またつかさどる人
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