天才少女の月旅行
契約変更申請
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
に対する絶対命令権みたいなものだ
サーヴァントの能力を制限することも逆にブーストさせることにも使える
マスター達は3画の令呪を所持していて1つ使用したら1つ失い3つの令呪すべてを失うとマスターとしての資格をなくしたとして
敗北扱いになる
つまり実質使用できる令呪は2回
「うふふふふー、本選の会場へ行ったらたくさんいちゃいちゃしましょうね、お姫様♪」
もうやだこのバーサーカー
「予選突破おめでとう、君が最初のマスターだ」
監督役のNPC
言峰神父の心のこもっていない賛辞を無視して私はさっそく要求を述べる
「このサーヴァントが契約を割り込んで来たからチェンジで!」
そちらの不備だぞ!と苦情を入れようと思ったが
「悪いがそれはできない」
と一刀両断されてしまった
思いっきり言峰神父が愉悦顔してたぞ
実はこいつが仕組んだんじゃないか?
元から監督係に期待はしていない
もっと立場の弱そうなNPCを脅して変更させてもらおう
さて、予選でつかった学校とまるで同じ形をしたこの学校
存在しているNPCもそのまま引き継いでいるだろう
だとしたら一番私の立場からちょろそうなのは彼女しかいない
「桜は保健室かな?」
「無理です」
笑顔で桜に拒否されてしまった
「それよりセンセイ携帯端末を渡しますね、マスター達は表示されるメッセージに気を付けるように、とのことです」
桜から携帯端末を受け取る、画面には今は私とバーサーカーのパラメーターが表示されている
レベルは…10か
マスターの技量によって私とサーヴァントのレベルの初期値は変動する
もっともこれからどんどんレベルは上がるだろうしあまり意味はないが
初期値で10は……まぁ、高い方だろう
サーヴァントについての問題は仕方がない
令呪はあるんだからそこらへんのマスターのサーヴァントを奪い取ればいいだけの話だ
もしかしたら令呪の1画を消費するようなことになるかもしれないがそれくらいの技術は持っている
正門に何人かのウィザード達が居るのが見える
「さて、誰のサーヴァントをもらおうかな」
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ