天才少女の月旅行
契約変更申請
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「バーサーカー……なんだよね?」
「はい!お姫様!サーヴァントバーサーカーあなたにすべてをささげます!!」
バーサーカー……『狂戦士』のクラスはパラメーターを上昇させるために命令を効きにくい、魔力消費が激しい
能力を制限させる等のデメリットが存在する
命令…はどうなんだろ?なんか凄いこと言ってるけどちゃんと言うこと聞くかは今後試してみるしかないだろう
次、魔力消費…は少なくとも今は大丈夫だ
魔術回路への負荷も許容範囲
能力の制限はどうだ?
「あの、宝具の情報が見えないんだけどこれはどういう?」
まさか宝具が使用できなくなっている・・・なんてないよな?
宝具それは英霊達が主に所持する人間の幻想を骨子に作り上げられた武装
彼らが生前に築き上げた伝説の象徴。伝説を形にした「物質化した奇跡」だ
アーサー王ならばエクスカリバー ヤマトタケルなら草薙の剣 佐々木小次郎なら燕返し
技かもしれないし武器かもしれないもしかしたら1つの効果という可能性もあるが要するに英霊の必殺技のようなものだ
これがない英霊は言ってしまえば刃のない刀みたいなもんだ
「いえ、その宝具はちゃんと持ってきてるんですが……ごめんなさい実は……私の宝具は燃費が悪いのでお姫様のその魔術回路を壊してしまう可能性があるんです」
燃費の悪い…それだけ強力ってことなんだろうけど使えないなら意味がない
「とりあえずサーヴァントの変更ができないかNPCに聞くしかないな」
そもそも私が指名したサーヴァントはセイバーだし!
いきなりこのバーサーカーが邪魔をしに来たんだ
「変更?」
意味が分からないとバーサーカーが首をかしげているがこいつ自覚ないのか?
いや、『狂戦士』にそういうのを求めるのは無理があるな
「そう、変更、そもそも私はセイバーと契約しようとしたんだしあなたの言った通り私の魔術回路では宝具を使えないんでしょう?」
バーサーカーは別の…宝具を使用できるようなマスターと組めばいいし私は私で燃費の悪くないサーヴァントと契約する
お互いのためにも契約相手を変更させてもらったほうがいい
「どうしてですか!!私ほどの騎士なんて世界に存在しないのですよ!?私こそが最強!お姫様を守れるのは私だけなんですよ!?私以上の当たりサーヴァントなんていないんですよ!?」
随分と大した自信だ
「だが断る!」
ていうかお姫様ってなんだ
普通こうマスターとか主とか…あるだろ呼び方が
とりあえずバーサーカーを引き連れ先へ進んでいく
既に私の右腕にはサーヴァントとの契約の証 『令呪』が存在している
『令呪』はサーヴァント
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