第41話
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「とりあえずは捕虜という名目で連れて行くためだ、仮にも連合の総大将と、敵方の董卓が仲良く戦場に現れるわけにはいくまい?」
「そ、それはそうだけど……」
会話しながらも簀巻きにした二人を御輿に乗せていく、商人と合わせて三人の簀巻き。
シュールな光景だ。
「ちょっと、馬車があるのに……だいたい何で御輿なのよ!?」
「唐突な御輿は名族の特権である」
「意味がわからないわ!?」
「麗覇様の言葉の半分は脳を通さずに発せられます。気にしなくて良いですよ」
「きょ、今日は何時に無く辛辣だな斗詩」
袁紹の言葉にそっぽを向く、どうやら口上を強要したことが災いしたようだ。
……後が怖いかもしれない。
準備を終えた御輿は走り出す。その速度は馬を遥かに凌ぎ、うら若き乙女の叫び声が木霊した。
その後、袁紹の声明により張遼軍が降伏。孤軍奮闘していた華雄軍も張遼の説得により矛を収めた。
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