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決戦!!天本博士VS超時空天下人ヒデヨシ
17部分:第十七章
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んですか?」
「だよな。前は車椅子とか使っていたけれどな」
「今回は普通に飛んでるからね」
 ライゾウもタロもそこに突っ込みを入れたのだった。
「それ何でなんだよ」
「どうして普通に空を?」
「簡単じゃ。マントに浮遊装置を搭載させてみた」
 またしれっととんでもない発明のことを言うのだった。
「それを付けてみたせいじゃよ」
「浮遊装置ですか」
「うむ。ただ車椅子やそんなものに頼って空を飛ぶのもどうかと思ってのう」
 だからだというのである。
「それで付けてみたのじゃよ」
「だからだったんですか」
「そういうことじゃ。かなり快適じゃぞ」
 実際に博士は今かなり上機嫌な様子であった。
「いいものじゃ。自ら空を飛ぶのはな」
「それで博士」
 小田切君は博士のその言葉を聞いてからまた問うのだった。
「それはいいですけれど」
「うむ。まだ質問があるのか?」
「あのですね。それで今コロシアムなんですけれど」
「そんなことはわかっておるぞ」
 それがわからない筈もなかった。

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