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ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
光の翼VS純白の英雄
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邪』を持ち、残りのブロウ・ビットを殲滅する。
『やれやれ、この程度か。英雄の名が泣くぞ』
皮肉めいた口調が、ドライヴから放たれる。
「チィッ!!」
ユニークスキル『光翔静速』を使用し、極限まで速度を上げたリンがドライヴに襲い掛かる。
しかし、ドライヴは焦ることなくそれを口にした。
『トレース・オン』
ガキィン!
手のひらから現れたそれに、リンの攻撃は防がれた。
ロー・アイアス。トロイア戦争に置いて、ヘクトールの槍を槍を防いだアレキウスの盾。その花の一枚一枚の花弁は古の城壁に匹敵する固さを持つ。
「うらぁつ!!」
しかし、それもリンの破皇拳で全て砕かれた。
『ほう、ランサーの槍を防ぎきれなかった物を、まさか素手で壊しに来るとはな。これは分が悪い。マスター、チェンジだ』
「最初から体の所有権奪うなっての!!」
口調がドライヴのそれに戻ると、新たなアイコンを取り出した。
「ウラアッ!!」
しかし、至近距離で破皇拳二発目が放たれ、クリティカルヒット。ドライヴはHPを八割削られた。
「ぐふっ……。あっぶねぇ、助かったぁ」
ガラガラとドライヴが立ち上がる。
「結構溜めた筈なのになんで……!」
リンは剣を構え直す。
「コイツのお陰さ」
ドライヴは背後の瓦礫を指差す。
そこには、腕が四本の腕を持つ人間のようなものがいた。
「ビヨンド・ザ・ホープの効果。即死するとき、ホープ効果の一つを無効にすることで二割回復する」
特に自慢するわけでもなく言うと、アイコンをドライバーにセットした。
「三度目はさせねぇ!!」
「それはフラグと言うものだよ!」
リンの速度に、ドライヴが遂に回避した。
「なっ!」
「ようやく脳細胞がデットヒートだぜ……。ちょいとばかし付き合いな!」
『カイガン!ドライブ!警官!正義感!タイヤ交換!』
ドライヴはドライブのそれに酷似した姿になると、ハンドル剣とドア銃を握った。
「さぁ、ひとっ走り付き合いな!」
ドア銃を乱射し、リンを牽制。そのままスピードに合わせてハンドル剣を振るう。
「フレイム・ブースト&トランザム!」
リンはフェルンの付属効果とMSWの効果で更に加速し、それに付随する。
「良いねえ!こうでなくちゃな!!」
「ハアッ!!」
リンの一閃をドア銃で受け、ハンドル剣で回転斬り。それをリンはもう片方の剣で受け、お互いに距離を取る。
「さぁ、今度はコイツだぜ!!」
『カイガン!ノブナガ!我の生き様!桶狭間!』
『ウム!行くぞマスター!』
ガンガンハンドを取り出し、それをドライバーにかざす。
『ダイカイガン!ガンガンミロー!ガンガンミロー!オメガスパーク!』
「『三千世界(さんだんうち)!』」
ガンガンハンド以外は全て火縄銃。
それらが一気に放たれた。
「くっ!リフ
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