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遊戯王Phantasm M@ster〜アイドルと星の姫巫女伝説〜
プロローグ 薫風のアイドルデュエリスト
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召喚された神官の出番。何かを唱えた後に放たれるのはやはり風による攻撃であり、それを正面から受けた丸いモンスターが吹き飛ばされる。
「《メタモルポット》のリバース効果発動。互いの手札を全て捨て、カードを5枚ドローする」
言われた通りに残り2枚の手札を墓地に送り、新たに5枚をドローする春香。これに対し、手札0枚の審査員はそのまま5枚ドローする。
「できるだけライフを減らさなくちゃ………リーズとイグルスでダイレクトアタック!」
手札が増えた事による反撃を心配するが、今は攻撃に集中し、2体での更なる攻撃を宣言。
竜巻と巨鳥の羽ばたきの前に、審査員のライフが一気に削られていく。
ガスタの疾風 リーズ ATK1900
ダイガスタ・イグルス ATK2600
戦闘ダメージ 合計4500
審査員 LP6150→1650
このターンで審査員のモンスターを全滅させ、ライフも大幅に減らした。
だが、これは本当の実力が試されるオーディション。このまま勝てるとは限らない。最後の最後に、たった1枚のカードで大逆転を許す事も有り得るのがデュエルというものだ。
「私はカードを3枚伏せて、ターンエンドです」
故に、春香は気を引き締めて次の相手のターンに備える。
春香 LP4650
手札2枚 デッキ26枚
○モンスター
●ダイガスタ・イグルス【ATK2600 ☆7】
●ガスタの疾風 リーズ【ATK1900 ☆5】
●ガスタの静寂 カーム【ATK1700 ☆4】
●ガスタの神官 ムスト【ATK1800 ☆4】
○魔法・罠
●セット×3
「私のターン、これで強欲カウンターは2つだ」
再び緑の破片が集まり、陶器が完成。その正体は、今や禁止カードである『強欲な壺』そのものであった。
強欲なカケラ【強欲カウンター×1→2】
「強欲なカケラの効果発動。カウンターが2つ以上乗ったこのカードを墓地に送る事で、デッキからカードを2枚ドローする」
ゆっくりとした手つきで強欲なカケラのカードを墓地へ送り、2枚のカードを引く審査員。
8枚に膨れ上がった手札で何をするつもりなのかと、緊張が走る………
「魔法カード《ナイト・ショット》を発動。相手フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を破壊する。このカードの発動に対して、相手は対象となったカードを発動する事はできない」
効果の説明が終わった瞬間、突然鳴り響くカメラのシャッターのような音。
カシャッ、カシャッという音が数回鳴った後、1枚のセットカードが粉々に吹き飛ばされた。
「しまった………《リミット・リバース》が………!」
「破壊された時のための保険だったか。まあいい、さらに手札から魔法カード《ライトニング・ボ
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