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アニメにおけるOCGデッキの可能性
番外編:青眼達の円舞曲
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うちょっと頑張れなかったのか竜殺し。

「さらに蒼眼の銀龍でダイレクトアタックだ!」

「この瞬間、墓地の破壊剣の追憶をゲームから除外し、効果を発動する」

「それだけは赦さん! 青眼の精霊龍の効果発動! 墓地で発動する効果を無効にする!」

「ならばもう一枚の破壊剣の追憶をゲームから除外し効果を発動!」

「くぅ……」

悔しそうにこちらを睨む社長。いや、こうしないと死ぬから。

「墓地の破壊剣の使い手ーバスター・ブレイダーとエクリプス・ワイバーンをゲームから除外し、竜破壊の剣士ーバスター・ブレイダーを融合召喚する。さらにエクリプス・ワイバーンが除外されたことにより除外されている混沌帝龍ー終焉の使者ーを手札に加える」

竜破壊の剣士ーバスター・ブレイダーの攻撃力は相手の墓地とフィールドに存在するドラゴン族モンスターの数×1000が数値に加算される。つまり、今現在、社長の墓地に存在するドラゴン族は八枚。フィールドには四枚。つまり攻撃力は……。

「攻撃力14800か……。だが、何故守備表示なんだ?」

ニヤニヤしている社長。いや、わかってるだろうに。

「精霊龍からクリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンを出されてジ・エンドだろうに」

「ふぅん、流石に引っ掛からないか」

相当機嫌がいいようで凄くニヤニヤしている。うわぁ、怖い。

「ならばバトルフェイズは終了だ。レベル8の青眼の白龍とレベル8の白き霊龍をオーバーレイ。エクシーズ召喚、こい! ランク8、森羅の守神アルセイ。効果により、デッキトップを宣言する! せっかくだ、神の名、オベリスクの巨神兵にしておこう」

めくれたカードは銀龍の轟咆。

「ならばオーバーレイユニットを一つ使い、竜破壊の剣士ーバスター・ブレイダーをデッキに戻す!」

「墓地の破壊剣一閃の効果発動。このカードをゲームから除外し、その効果を無効にし、破壊する」

墓地から一閃、アルセイは袈裟斬りに切り分けられた。

「ならば青眼の精霊龍をリリースし、月華竜ブラックローズを特殊召喚。これにより竜破壊の剣士ーバスター・ブレイダーを手札に戻す!」

せっかく出した融合バスターブレイダーも速攻で処理されてしまう。

「手札のグローアップ・バルブを通常召喚! そしてレベル7の月華竜ブラックローズにレベル1のグローアップ・バルブをチューニング! 神聖なる光蓄えし翼煌めかせ、その輝きで敵を撃て! シンクロ召喚! いでよ! クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン!」

また蓋してくるし。やっぱり強化されすぎだと思う。さらっとエンド破壊のデメリットを回避しだすし。

「さらに俺はカードを一枚伏せ、これで俺はターンを終了する」

さて、社長もだいぶリソースを使い果た
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