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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
IFストーリー 互いの想い………
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てます、ありがとうございました」
そう言って深くお礼を言って男子生徒達は帰っていった。
「すいません次僕が………」
「ああ、分かった聞いてやるよ」
そして閉店になるまで悩み相談は続くのだった………
「ヴィヴィオ、店の方はもういいよ。後は公子さんと璃子に手伝ってもらうから。お前も一応受験生だろ?」
公子さんとはこの店で働いている従業員だ。バルトと同じくらいの歳でパートである。主に軽食を担当している、璃子は近くの大学に通う学生で、バルトのコーヒーにハマりバイトを始めた子である。
「分かった。じゃあ後お願いします………」
「勉強頑張ってね〜」
「お夜食作っておくから良かったら食べてね」
「ありがとうございます、公子さん」
お礼を言ってヴィヴィオは自分の部屋へと向かった………
『やっぱり人気者ねバルトさんは』
親友の言葉が未だに引っかかる。確かに同い年の父親はバルトほどカッコいい人はいない。
あのクールで渋カッコいいとヴィヴィオの学校ではかなり有名であった。
「………どうして」
お客の女の子と話しているとイラッとくる。チヤホヤされて満更でもない反応なのも気に食わない。
そして甦る唇が重なるかもしれないほどの距離。
「バルトのバカ………」
ヴィヴィオはその夜悶々と過ごしたのだった………
「「ありがとうございました」」
夏休み前にあった三者面談が終わり、ヴィヴィオとバルトが並んで帰路につく。
「進路、まだ決まってないんだな」
「………」
ヴィヴィオは何も言わず頷いた。決まってない訳ではない。やっと自分の中では決めた。………のだが、それを選ぶことにバルトは大反対するだろうと分かっており、中々切り出せずにいたのだ。
「まあヴィヴィオが本当にやりたいと思う道を選んでくれればそれで良い、ただ適当にだけは決めるなよ」
「うん………」
「久々に何か食いに行くか?寿司でもどうだ?」
「うん、行こう」
「ふぅ………たまには贅沢も良いな」
バルトが連れて行った店は何時もの回転する寿司屋では無く、カウンターの寿司屋だった。
最初は驚いたものの、遠慮無く食べるバルトに釣られ、ヴィヴィオも食べる食べる。
「美味しかった〜」
夢見心地な顔でお茶を飲むヴィヴィオ。
「さて、ヴィヴィオ、お前俺に隠してる事あるだろう?」
「な、何のこと?」
不意な質問にドキッとするヴィヴィオ。そんなヴィヴィオの様子を気にせず話を続けた。
「管理局の招待状」
「!!………見たの
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