暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Episode W:
Desine fata deum flecti spectare precando
Eipic1-A移ろいゆく季節〜Trajectory〜
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を後にする。目指すは当初の目的である次元港。俺たちは男性用トイレの個室に入り、「変身魔法を解除」自身に掛けていた変身魔法を解除した。

「くっはー。1日ずっと変身魔法で居んのも疲れるな」

「僕はもう魔力がすっからかんですよ」

「お疲れ様でした〜」

「おう、ご苦労さん」

「お疲れさまです」

トイレを出た後は、コインロッカーに預けておいた本当の身分証や次元航行船のチケットなどを回収。受付でチェックインを済ませて、船へと搭乗。離陸時間になる頃には俺たちは揃って爆睡だ。

『――本日はミッドチルダ首都クラナガン行き、第393便にご搭乗頂きましてありがとうございました』

このアナウンスで俺たちは目を覚ました。眠っていたからあっという間だったな。ミッドの次元港に到着して、今度は本局行きの便へ乗り換えだ。その手続きを行うために受付に向かおうとした時、「ルシル君!」名前を呼ばれた。声のした方を見れば、「はやて、リイン・・・!」制服姿の2人が居た。

「ルシル。俺たちは先に行ってるからな」

「うん。時間はまだあるし、ゆっくりと話しておいで」

「え、あ、はい。ではまた後で」

俺とはやての関係が元家族だということは、メルセデスやロガンには知られているからな。2人は俺を気遣って、先に船への搭乗手続きを終えてサクサク乗り込んで行った。

「ごめん、ルシル君。大事なお話ししてた?」

「いいや。大丈夫だよ。はやてとリインは仕事だったのか?」

「はいですよ♪ 特別捜査官ですから!」

この1年、はやてとリインはシグナム達と別行動で捜査することが多くなっていた。それに上級キャリア試験にも無事に合格し、今では14歳にして準陸尉。チーム海鳴一番の出世頭だ。

「なぁ、ルシル君。次に海鳴市に帰って来られるのっていつかな? 卒業式のあの日から一度も帰って来てへんやんか。わたしらチーム海鳴も、小学校ん時のクラスメイトのみんなプンプンやよ」

両手を腰に置いての仁王立ち、さらに頬を膨らませてのお怒りモードのはやて。リインも「プンプンです!」同じ格好をする始末。俺はあの日から海鳴市に足を運んでいない。仕事のキツさも理由だが、もう戻れないという思いもあるからだ。

「あー、ごめん。内務調査部って思っていた以上に重労働でさ。これから帰って書類作成だよ」

嘘。これから本局に帰ってやることは、問題も無く無事に人を殺しました、という報告書の作成だ。

「・・・ルシル君、ホンマに疲れてる・・・。無理はせんでな? ホンマは無茶もしてほしない。・・・わたしら嘱託とは違くてルシル君は正局員やから、仕事量が増えて大変やってことは解ってるつもりや・・・。それでも、な・・・」

「だからその疲れを癒すために、一度くらい
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