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ソードアート・オンライン 〜story of Liebe~
第4話
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がかかりそうだ

「いやー、難しいねこれ!三匹倒すのにこんなに時間がかかるなんて」

「これはむずかし……は?三匹?」

 え、こいつもう三匹狩ってるの?早くね?

「蒼空は……まだ一匹しか倒せてないみたいだね!ボクの方が上だね」

 よく見るとユウキの体力ゲージがかなり減っていた。

「お前、体力ゲージ減りすぎじゃね?俺なんてほぼ無傷だぞ」

「うっ……けど、ボクの方が倒した数多いから上手いんだよ!」

「何言ってんだ!無傷で倒した俺の方が上に決まってるだろ!」

 いがみ合っていると向こうの方から走ってくるような音が聞こえた。その音はどんどん近づいていき次第にその音の正体も明らかになってきた。

「おい、何か近づいてくるぞ……?」

「あれってなんだろうね?イノシシ?」

「いやいや、それにしてもかなり……大きいような……?」

 それは近づくにつれて大きくなり人の大きさを優に超え始めた。

「お、おい!この距離で俺らよりでかいのはシャレにならんぞ!?」

「さ、流石にやばいよね!?」

「逃げるぞユウk……ってはやっ!?もう逃げてるじゃねーかあいつ!!」

 逃げ足スキルもうカンストしちゃったわけ!?ヤバい死ぬ死ぬ死ぬ!





「はぁはぁ……なんとか逃げ切れた……」

 今のイノシシはなんなの?普通のフィールドに普通あんなの出すか?

「おつかれソラ「おい!」ど、どしたのそんなに怒って……?」

「そりゃ死ぬかもしれない状況で勝手に置いて行かれたら怒りますけど?」

「……寂しかった?(笑)」

「んなわけあるか!」

「いった〜!!痛いよソラ!!」

「天罰だ天罰!何か言うことは?」

「ごめんなさい……」

「よろしい」

 それにしても第一層目でこんなに苦労するとは思わなかった。それにあの大きなイノシシもいる。慣れていないというのもあるかもしれないがかなり時間がかかりそうだ。

「まぁ、さっきのことは水に流してやる。これからレベル上げてこの層のボス狩りに行くぞ」

「おぉ〜!!」

 そして、この第一層を突破するのに一週間以上かかり期間内で第六層までしか行けなかった。





 そしてβテスト最終日。日時的には八月の終わりごろだ。
 俺はユウキと穏やかな平原にいた。

「もう、終わりかぁ。なんか寂しいね」

「そうだな。こういった景色も販売までお預けだしな」

 心地よい風が吹き付ける。まるで現実世界にいるかのように肌に風が触れる。
 座っていると後ろの方で他のテスター達が会話していた。

「聞いたか?ここ最近ログアウトボタンが消えるっていうバグが起きてるらしいぜ?」

「ま
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