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ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠
第一話 小学校の自由研究と真夜中の野菜連合
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を庇うように伏せた次の瞬間
チュドォオオオオオオオオオオオオオンッ
『ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!』
ミサイルが男達の立っていた場所に直撃し、彼らはまとめて吹き飛ぶのであった
「お、お母様?大丈夫。」
「大丈夫よ朱乃。心配しないで。」
そう言って朱璃は後ろを振り返るとそこには小型のクレーターが出来ているのだった
「あのミサイルのおかげで助かった・・・・のよね?でも一体何故ミサイルが飛んできたのかしら?」
-同時刻、兵藤邸-
「やった!!!完璧に出来たぜ!!!!」
山から上る煙を確認したイッセーは嬉しそうにはしゃぐのであった
「(可笑しい・・・・・可笑しすぎる!!!こんなの原作には無かった筈だ!!!クソッ!!!今の内に一誠の悪評をでっちあげて僕の立場を確実なモノにする計画が丸潰れじゃないか!!!!)」
手を握りしめ歯を食いしばりながら誠治はそんな事を思うのであった
-それから数週間後の夜-
「ようやく追い詰めたぞ猫又。さぁ、大人しく俺の眷属となるんだな。」
「フシャアアアアアアアアアアアッ!!!!!」
真夜中、複数の蝙蝠の羽のようなものを背中から生やした者達・・・・悪魔達の中でも特に偉そうな悪魔が黒と白の二匹の猫に対してそう言った
「珍しい猫又を眷属にすれば貴方様の評価はさらにアップ・・・・素晴らしいことですね!!!」
眷属悪魔の1人が主である悪魔にそんな事を言う
「大人しく眷属にならなければ貴様の妹を殺してしまうぞ〜。」
主悪魔がそんな下種発言をしたその時
ドドドドドドドドド
「ん?何だこの音?」
「何かがこっちに近づいているな・・・・・」
「お、おい!!アレを見ろ!!!」
「!!?な、何だぁ!!!?」
段々と近づく音がする方を向くと遠くから土煙をあげて爆走するバイク集団が近づいてくるのだった。だが、悪魔達が驚いたのはそれが理由じゃない
「や・・・・・野菜!!!?野菜なのかあれ!!!?」
何とそのバイクに跨っていたのは野菜に手足と顔が生えたような奇妙な生物達であった。そして関東野菜連合”と書かれた幟を立てるリーダー格らしいニンジンが駆る先頭バイクの荷台には1人の少年がズタボロの状態で磔にされているのであった
「人間のガキが磔にされてるぞ!!!?」
そしてこの磔にされている少年を我々は知っている・・・・そう、その少年はイッセーであるのだ!!!
「全隊止まれ!!!」
キキィイイイイイッ
ベチャッ
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