暁 〜小説投稿サイト〜
幻想入りした一人の変態紳士のお話
第1章
第5話 博麗神社の紅白巫女
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
第5話 博麗神社の紅白巫女

彼方「ぬぅ…やはり里に入るのは勇気がいるな」

全裸で里に入り里の娘にその姿を見られ挙句の果てに追いかけ回されたのだ。勇気が必要だろう。深呼吸をして落ち着こうと思った暁は息を吸い込み吐こうとした時

村人「あんれぇまぁ?お前さん外の人間だべか?」

彼方「カヒュー…カヒュー…」

急に後ろから話しかけられた暁はびっくりして息を一気に吐いたので肺が痙攣を起こしていた。

村人「博麗の巫女さんの所に行きたいんだべ?博麗神社はこの道を真っ直ぐ行けばつくっぺ」

聞いても無いのに博麗神社の行き方を教えてくれた。この世界に外来人が来たら必ず博麗神社に行くと認識しているのだろう。

彼方「あ、ああ。どうもありがとう」

村人「いいっぺぇ。道中は比較的友好な妖怪しかおらんから多分安全だっぺぇ」

と、いう感じで老いた村人の心に和まされた彼方は村に入るの事が出来た。

彼方「案外店とか少ないんだな…と着いたか」

目の前に馬鹿でかい階段がある。4桁あるんじゃないかと思わせる程大きい。

彼方「これ外の世界にあったら「上りきったらご利益あるよ!」的な感じで繁盛してたかもな」

〜1時間後〜

彼方「つ…着いた。疲れた…休もう」

手水舎から水をすくい喉を潤す。そのまま神社の階段でぼ〜っとしていると目の前から黒い物体が物凄いスピードで飛んでくる。彼方はこのままだとぶつかると判断したので隅っこに移動した。そのまま博麗神社の真ん中に突っ込んで行った黒い物体が箒?から降りてこちらに向かってくる。

彼方「あ!魔理沙!」

魔理沙「何で私の名前知ってるんだぜ!?」

確かに初対面の相手に名前を知られてるのは驚くだろう。

彼方「ああ、お前が里では有名な魔法使いだからだよ」

魔理沙「ええっ!?そうなのか!?照れるぜ〜」

魔理沙「ところでお前の名前は?」

彼方「暁 彼方だ」

魔理沙「そうかぁ。覚えてたら覚えておく」

彼方「(それは覚えると言うのか…?)」

魔理沙「彼方がここに来るって事は霊夢に何か用があるんだろ?」

彼方「ああ、ここの階段無駄に多いからな。休んでた」

魔理沙「まぁ、里の奴らは飛べないからな。仕方ないな」

どうやら暁を人里の者と勘違いしているらしい

彼方「ああ、俺外来人なんだ」

魔理沙「へぇー外来人か。なら、納得だな」

彼方「あんまり驚かないんだな」

魔理沙「珍しいっちゃ珍しいけど結構見てきてるからな」

彼方「ふーん、そんなものか」

魔理沙「ま、立ち話もなんだし、家に上がろうぜ!」

?「あんたの家じゃないけどね」

そこには紅と白の幼気な少女が後ろに立っていた。


[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ