第7話 告白の代償?
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
次の日朝
予想を覆さず風邪をひいた。現在ベットの上。
八幡「予想通り過ぎて笑えてきた」ゴホゴホ
いろは「もう…雨の中歩いてすぐに暖かくしないからですよ!まったく……まあ、嬉しかったですけど」ボソッ
八幡「はぁ……風邪薬とマスクくれ、仕事行ってくるから」
いろは「何言ってるんですか!?風邪引いてるんですから寝てて下さい!会社の方には連絡しておきますから」
八幡「……会社休めるからいいか、でもお前は大学行けよ」
いろは「えぇ〜、何でですか?大切な彼氏が風邪ひいてるんですよ?ここは看病しないといけないじゃないですか」
八幡「だからって…」
いろは「大丈夫です。単位もちょっとやそっと休むくらいじゃなんとも無いですし、就職先とかもある程度決まってるので」
八幡「…そうか」
いろは「だから、今日くらいはめいっぱい私に甘えてください」
八幡「………助かる」ボソ
いろは「はい♪」
小さく言ったつもりなんだが、近くにいるせいか聞こえてたようだ。高校時代のようなあざとい笑顔ではなく、一色の素の笑顔だった。……語尾に音符とか付きそうな言い方なのはちょっとあざといけどな。
いろは「では先輩お粥作りますのでちょっとだけ待ってて下さい」
そう言ってエプロンをつけながらキッチンの方に向かっていった。おかしい、変だ。いや別に一色がおかしいとかじゃなくて、俺がおかしい。風邪のせいか、昨日のせいか一色の一挙一動が…なんと言うか愛おしい。こんなにも変わるものなのか、今まで経験無いからな仕方ない…やばい何か意識してしまうと直視出来ねぇ…
いろは「お待たせしました〜」
早っ!?いろはすお粥作るの早っ!ってちげぇさっきからもう40分経ってる!?俺どんだけ一色の事で考えてたんだよ!?大好き過ぎるだろ!!
いろは「先輩どうしたんですか?何かさっきより顔が赤いような……熱上がりました?」
近くのテーブルにお粥を置いて、自分のおでこと俺のおでこに手を置いて熱を測り始めた。
八幡「っ!?」
いろは「うーん…多分熱ありますね。安静にしてて下さいね」
ごめん無理だ。意識するなという方が無理だ。熱を測り終えた一色はお粥をもった。それに同調して上半身を上げお粥の入った器を受け取ろうとする。が
いろは「あ、待って下さい先輩。先輩は動かないで下さい。安静ですよ安静」
八幡「は?なら食えねぇだろうが…」
いろは「大丈夫です。私が食べさせて上げますから!はい、あ〜ん」
八幡「っ!?///ば、ばっ…お、おま…出来るわけ」ゴホッゴホッ
いろは「ほら先輩、安静にです落ち着いて下さい。大丈夫ですって、他に誰も居ないんですから。恥ずかしくないですよ」
八幡「だ、だからって…」///
何でこいつこんな平然と話してんの?いろはすのメンタルが凄い……あ、前言撤回こいつも顔
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ