暁 〜小説投稿サイト〜
SAO‐戦士達の物語《番外編、コラボ集》
コラボ・クロス作品
戦士達×RoH
Roh×戦士達 《執筆後記(あとがき)》
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ました。
およそ気分の暗さが目立っていたユミルにあって、リズとのコミュニケーションは少しずつ雰囲気や話し方を変えていくきっかけにもなっています。姉御肌は偉大なのですよ。

サブキャラ最後として、サチさんを。
彼女は今回、要所で大事なきっかけを作ってくれるキャラとして扱いました。サンドウィッチで最初のユミルに歩き出す力をくれたり、ユミルが量を信用する最初のきっかけを作ってくれたり、リョウへのメッセージで彼に考えるきっかけをくれたりと、小さいですが物語として大事なサポートをしてくれていました。


さて、次は、メイン二人と参りましょう。

お先にリョウ。
こいつは今回、まだ未熟な時代の彼として全体的に描きました。普段彼が力技で圧されるシーンを描くということはそんなにないのですが、今回は時間制限に冷裂無しという制限もつけて、大分レベルも低い状態での戦い。全体的にピンチも多めで、ボス戦では押しつつ押されつつなちょっといつもほど余裕の無い戦闘にしてみました。
彼がパ二クってる時は演技か本気かの二種類があるのですが、今回は結構本気で焦ってました(笑)
今回のリョウはユミルの先生的な役割も担っています。が、これが問題なのは、彼は実は案外こういう時不器用といいますか……自分の言いたいことを言葉にするのにやや苦労しています。ユミルの印象では色々なことができる器用な人のようになっていますが、実はまったくそんなことはないのです。器用ぶってるだけです(笑)


そして今回の主人公兼メインヒロイン(?)、ユミル。
まだ無垢だったことの彼を書くのは以前書いたドライユミルを書くよりも大分勝手が違ったのですが、それでも根幹にある部分が同じであったり、むしろそのあたりを素直に書くことが出来たので、楽しかったです。

情にもろく、感情の起伏が大きいこのユミルは原作のほうでもたくさん出てきていましたが、その多くが死神ユミルだったので、今回はやや明るい方面の起伏メインで描かせていただきました。
物語上の保護対象としてもヒロインとしても、申し分ない子でしたね(笑)

全体を通してこの物語の中で彼は原作のRohで学んだことと同じようで違うことを一気に学んでいくことになったわけですが、最終的に行き着く結論は大きく言えば同じ場所に行き着きます。
というのも実は今回の物語、コンセプトとしてはRohの原作のほうに近いものがあります。Rohは全体として、一人の少年(少女?)の成長を描くことを根幹に据えた物語ですよね?これもそうなんです。
たとえ初めから結果が変わるとわかっている此方の物語の中でも、原作にあった成長を無碍にすることはしたくありませんでしたし、それはユミルという人物がこの先もSAOの中で生きていくことを(描写はされませんが)見据えたとき、必須条件だと思い
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ