コラボ・クロス作品
戦士達×RoH
Roh×戦士達 《一話─始める為の出会い》
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本気で望むなら、俺はお前のその一世一代命がけの賭けに付き合ってやってもいい。だからよく考えて、本っ気で考えて答えろ。お前にとってその使い魔は、お前が“分の悪過ぎる賭け”に“命を掛けて”でも挑みたいと思えるほど、大切な存在か?」
「……!!は、はいっ!!」
真っ直ぐに彼の瞳を見たリョウに、同じく真っ直ぐに見返して、ユミルは答える。
「ボクは、ルビーにもう一度会いたい……!例え、どんな小さな可能性でも良い……でも、その瞬間まで、諦めたくない……!!」
「……上等だ!!」
再び、ニヤリと笑ってリョウは言った。
「その言葉確かに聞いたぜ、手を貸してやる。状況も何もかも最悪だが、後悔すんじゃねェぞガキんちょ!」
「は、はいっ!」
立ち上がったリョウに続いて、ユミルが慌てたように立ち上がる。外の雪は強く、お先は真っ暗だ。それでも、彼等の戦いの火ぶたが、斬って落とされた。
これは、とある世界の物語。
あるいは、救われる事の無かったかもしれない。
小さな心と、小さな想いをめぐる。
とある二人の、戦いの物語。
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