コラボ・クロス作品
戦士達×ツインズ
SAOツインズ×戦士達の物語 三話
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ない。
「理由も何も無く行き成り謝っても変質者ね」
いきなりな毒舌だ。思わず苦笑。
「ま、そう言ってやるなよ、ありゃあれで必死なんだろ」
「知っている」
「そうかい」
おいおい。分かってて言ってんのかよ。ったく毒舌姉さんだねぇ。
「なぁ、ドウセツよぉ」
「……何?」
そんなドウセツに、思うところありのんびりと話しかけると……いきなり睨まれた。いやまだ何も言ってねえじゃねえか……
あまりにもつっけどんなのが面白く、何となく笑っちまう。
「ははっ、そう邪険にしなさんなって。ちっと聞きてぇ事が出来ただけだ」
さっきの事があった性かね?余計顔が嫌そうになったぜドウセツさんよ。
「…………」
黙ってんのに不機嫌なのは伝わってくんだよな……ま、此処はあえて察し悪く〜っと。
「お前から見て、キリカの奴どうよ」
「……初めに行ったはずだけど。それとも、もう忘れるほど貴方の頭が老化しているのかしら?」
やれやれ。よくまぁんなポンポン悪態がでてくるな。……そう言やちょいちょい思うんだが、ドウセツの悪態にわざとらしさみたいなもんを感じるのは俺だけかね?
「いんや、よく覚えてるぜ?善人、お人好し、バカで、アホで、極が付くほどの変態」
「追加としてド変態よ」
前言撤回。んなわけねえか……
つか彼奴どんだけ変態なんだよ。これで×2だぞ。
「厳しいな。で?」
……ま、それはいいや。俺が聞きたいのは他にあるしな。
「そんだけじゃねぇんだろ?あんたにとってのキリカは」
「……それだけよ」
嘘だな。
「んにゃ、それだけじゃねぇだろ?
変な物を見るように俺のことを睨むドウセツの視線をスルーしつつ、俺は続ける。
「あんた、此処に来てからさっきまで、大体キリカの事気にしてるよな。彼奴がどもったり、戸惑うような事があったり、時に、基本的に上手くフォローを出すのはドウセツ、アンタだ」
例えば始め話していた時。例えば食事をしていた時。基本的にペラペラと話すのはキリカの方だが、偶に彼奴がどもったり返す言葉に困ったような顔をすると、大体ドウセツがフォローに入る。先程の事からも分かるように、ドウセツがそうなった時のキリカも然りだ。
「そりゃ俺達より彼奴との付き合いは長げぇんだし当たり前っちゃそうだが……アンタは人一倍、キリカの事を気にかけて、場合によっちゃ心配してるんじゃねぇか?彼奴がアンタに対してそうなのと同じように」
だから考察したその旨を、一気にドウセツに伝えてみる。
ドウセツは暫く何も言わなかった。
何だ?また怒らせたか……?
「そこまで見られていたと思うと、いっそすがすがしいくらいに貴方も変態ね。寒気がするからこ
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