コラボ・クロス作品
戦士達×ツインズ
SAOツインズ×戦士達の物語 三話
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が。
寡黙な人間ってのは、大抵腹の中じゃ案外色々と良く考えてるもんだ。そう俺は思ってる。だからこの姉さんにも同じ理論が当てはまると思って昼間っから接してんだが、案の定というかなんというか、この姉さんの瞳の光は結構雰囲気が良く変わる。
その中でも、ちっと興味を引かれたのは……この姉さんは、明らかに何かを隠してるように見えた事だ。
悪いもんか、あるいは別にそうでもねぇもんかはちっと見分けがつかねぇが……それでもこの姉さんは、明らかに俺達と接してる人格の裏に“何か”を隠しているように見えた。
……丁度いい。
今はっきりさせとこう。
「あーそういや所でよ、ドウセツの姉さんに話があんだが……」
「……とりあえず、姉さんとか付けるの止めてくれるかしら。私デカい弟とか欲しくないから」
相変わらず無表情……失礼。クールビューティとでも言っとくか。実際美人さんだしな。まぁそんな表情で俺をドウセツの姉さんは見て来るので、肩すくめて笑顔笑顔。
つかんな睨むなよ。こええって。
「こりゃ失敬。んじゃドウセツさんよ。聞いて良いか?」
「嫌だと答えたらどうする気なの?」
そりゃ勿論……
「構わず聞くな」
「なら初めから聞かないでくれるかしら?時間の無駄だわ」
表情を変えずにドウセツの姉……ドウセツさんはこっちを睨んでくる。
あー、これ、もしかして本人は睨んだつもりねぇとか?つかやっぱ……
「っはは!中々手厳しいな」
ま、それはそれで面白れぇとは思うけどな。
「笑われるような事言ったつもりはないのだけど。なんなの?貴方ドM?だとしたら貴方もコレと同じく変態ね。気持ち悪いから近寄らないでくれるかしら?」
「ちょ!?え、コレ!?私言うに事欠いてコレ扱いなの!?」
おっ?こりゃあれの気配か?
「誰も貴女って言ってないわ。自意識過剰ねキリカ。自己主張が激しいのって鬱陶しいわよ」
「酷くない!?私だけ明らかに扱いが不当なんだけど!」
「どこが?」
「どこっ!?いろいろあるよ!」
色々って何だよ。
「あっそう」
「素っ気なく返すな――――っ!!」
「す、凄いな……」
「ははっ!いやあ、っとに夫婦漫才だなオイ」
っとに、テンポ良すぎだろこいつ等。下手な芸人より笑えらぁ。
そんな事を思っていると、ドウセツの不機嫌そうな声が返ってきた。
「聞こえてるわよ。キリカと漫才なんて冗談でもやめて欲しいわね。笑えないわ」
「いやあ、なかなか笑えるぜ?お似合いだお二人さん」
「あ、従兄やっぱりそう思う?」
あぁ。心底そう思うね。
立て続けにキリカは言う。
「よかったね、従兄から認めてもらえたわよ」
いや、別に俺が認めなくてもやるだろお前ら。
「うるさい」
瞬☆殺
「すみませんでし
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