コラボ・クロス作品
戦士達×ツインズ
SAOツインズ×戦士達の物語 二話
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時だってある。
…………イリーナさんの時も一緒だ。負ける気はないって思っても、彼女の強さに負けてしまった。
…………今回もそうでしょう。従兄に負けるのがオチだ。やっぱり従兄は強かったんだって終わるんだろうね。
…………私の回避には限度ある。従兄の剛力は限度なんてないでしょう?
――なんだぁ?この程度か?おまえさんの実力は?
なんで、ふと目が合った瞬間に従兄が目で語りかけてきた。
あれ、私疲れているの?
――どこか諦め空気が漂うんだが?
――よくわかるよね、未知スキルとか身についているの?
また目で語りかけて来たので、私も目で語りかけたら伝わってきた。
目で会話とか、ドウセツに言ったらからかわれそうだ。
――んにゃ、勘だ。
――勘って……ずいぶんと確率が良い勘よね。
本気で言っているから怖いよ……。
――まったく、だったらもう少しレベルを下げてくれたらいいのに。イージーとは言わないけど、せめてノーマルに、最悪ハード。
――言っただろ?おめぇの力で導きさせろってな。
普通ゲームってこちらが難易度下げられたよね?それができないとすれば、やっぱり自分で何とかするしかないか……。
心配だけど、やるしかないか。
「…………わかったよ」
従兄の体術スキルを薙刀で受け流しながら払い、左上に薙刀で斬り払うも薙刀で受け止められる。
「確かに諦めかけていたよ。でも、従兄の勘のせいで台無しだよ」
「そりゃ残念」
「そうだよ、残念だよ!」
ちょっとどうかしていたな、私。負ける気がないのに負ける気持ちになりかけていたわ。
「そのおかげで、気持ち引き締まったよ。だから――――勝負!」
これを言い放った時、何故か不思議と心が落ち着いた。
左足を軸に、薙刀で右に薙ぎ払うように振り回す。これはフェイントであり、半分ほどぐらいで瞬時に止めて、一気に反対側への左から振り払った。
従兄の反応は速く、すぐにフェイントに耐用できて、薙刀で防ぐ。その瞬時に近寄り左足を銀色の輝きを纏いながら振り上げて、足技スキルを放ってきた。
決まってくれれば良かったんだけどな……。
けど、大丈夫。まだ勝機はある。
――――回避……出来る!
体を返しながら左足で従兄の右側へと移動して、曲がり角をスピード落とすことなく直角に曲がるように、右側を地面につけることなく左足首を曲げる。この時に右足を力いっぱいに踏み込み薙刀を振り払った。
「おっと」
決まって欲しかったがそうもいかず、慌ただしかったが、振り払う前に右足を大きく回し踏み込み後ろへと回避した。
「破ッ!」
「はっ!」
これは回避しようもないので、薙刀を振る従
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