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selector KAMENRIDE WIXOSS
特別編
劇場版selector KAMENRIDE WIXOSS DIVE IN TO THE MIRROR
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不思議だよね。」
「遊月、何が?」
「だってさ、セレクターならミラーワールドに人を誘拐する必要は無いし、ウリスにしちゃあ回りくどいと思わない?」
「確かに、そうかも。」
るう子と遊月が話していると、
「誰か!誰か助けてくれ!」
大柄な男性が透明な何かに引っ張られ、鏡の向こうに引きずり込まれた。
「大変だオヤジさんに連絡しないと!」
遊月は雅に連絡を取る。
『どうした遊月。』
「どうしたもこうしたも、今男性が鏡の中に吸い込まれたんだ!」
『本当か!?だとしたら危険だ。直ぐに戻って来い!大事な話がある!』
雅はそう言って電話を終わらせる。
「それで、雅さんはなんて?」
「事件に心当たりがあるから直ぐに戻って来いって。」
「わかった。直ぐ帰ろう。」
るう子達は引き返し、雅の部屋に戻った。
「それで、私達に話って?」
「ああ。みんなに行ってもらった後、僕とユキはミラーワールドの捜索に入ったんだ。だが、いくら探してもミラーモンスターが一匹も居なかったんだ。」
「それじゃあ、るう達が見たのは!?」
「そこで僕はある作品を見たんだ。それはこれ、『KAMENRIDER DRAGONKNIGHT』だ。」
「これって?」
「ああ。龍騎を海外でリメイクさせて作った作品だ。そして、登場するライダーの変身者と今回の被害者をよく見て欲しい。」
「ああ!さっきの男性、このリッチーって人とそっくり!」
「やはりか。」
「雅さん、どういうことですか!」
「誘拐された被害者のリストを見ていた時に見つけた共通点はただ一つ、『ドラゴンナイトの世界の仮面ライダーの変身者と瓜二つ』ということだけだった。」
「それで、どうにかする方法は無いんですか?」
「悪いが、ベンタラに行く方法は僕達には無い。」
「どうしてですか?」
「理由は簡単だ。ベンタラに入るにはアドベントデッキと呼ばれる変身アイテムに触れる、もしくはアドベントビーストによってベンタラに誘拐されるか。」
「つまり、私達には対処出来ないってことよ。」
雅の説明にユキが付け加える。
「ただ、一度アドベントビーストに触れればベンタラを見ることも、アドベントビーストと戦うことも出来る。僕が囮になるから、みんなにはアドベントビーストとの戦闘を任せたい。」
「解りました。」
こうして、るう子達は再び事件のあった現場に戻る。
「こうして見ると、映る物ばかりだな。」
雅が感心していると謎の銃撃が雅を襲い、雅は間一髪で回避した。
「何者だ!」
「チッ!外したか!」
雅が顔を上げると、仮面ライダートルクがいた。
「出てきたか、ベンタラの戦士。」
「おいおい、何を勘違いしているんだ?オレはお前達の味方になりたくて来たんだ。」
「思いっきり心臓と胃を狙っていてよく言えるな。みんな、気
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