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第2部『計画打倒編』
最終話『この決着は…』
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」
こうして、るう子達はベルトを一斉に破棄し、セレクター達によるライダーバトルは幕を閉じた。
一週間後─
「るうちゃん、繭ちゃんからお荷物、届いているわよ。」
「ありがとうばあちゃん!って大きい!」
るう子が驚くのも無理は無い。5カートン分のWIXOSSともなれば仕方ないことである。その時、
「るう子、おはよう!私も脱落したはずなのに、チェインドセレクターが5カートン届いたんだけど!」
「えっ!遊月の所にも!」
「そう!だからさ、みんなで開封会やろうよ!」
「いいかも!でもどこで?」
「伊緒奈が部屋を貸してくれるって!」
「じゃあ行こうか!ばあちゃん、行って来ます!」
「行ってらっしゃい。気をつけてね。」
ハツは急ぐるう子達を見送った。
場所は浦添グループビルの伊緒奈の部屋に移り、るう子達はパックの開封を行っていた。
「やった!私の欲しかった龍滅連鎖が一発目で手に入った!」
「ええ〜、凄い!私なんてメリゴランだよ。」
「えっ、何このルリグ!なんか寝ている!」
「それって1カートンに75%の確率の封入率のカードじゃん!」
「るう子凄い!」
「またエルドラ。これで4連続だよ!」
「ああ!またタロットカードみたいなの引いた!」
「甘い!私なんて全部がパラレルの箱からクマムスとブラック・コフィン、ペナルティ・チャンスにサーバントO3を引いたもん!」
「いや、君達は凄いね。ボクは極めて普通の封入だよ。ほら。1カートンでエルドラが2枚、タマが2枚、アイヤイが2枚、チェイン・Wキャノンが2枚、龍滅連鎖が2枚、メリゴランが2枚。タロット仕様も一枚ずつ。???も一枚だ。」
「ある意味文緒の方が凄い気も。」
そうして、互いに要らないカードをトレードしあい、不必要に余ったコモン束にしてリサイクルショップに売ったりした。
「伊緒奈さんのSPの方には今日はお世話に鳴りました。カードを売るとき保証人となっていただいて。」
黒服は黙って頷いた。
「さて、ライダーバトル終了記念に今日はみんなでパーティーだ。家族のみんなに色々お話しながらさ!」
「それいいかも!」
「それなら、私のグループで経営しているレストランで行いましょう。」
るう子達は家族全員を呼んで海が見える綺麗な景色のレストランで盛大にパーティーを開いた。そして、るう子達は家族にライダーバトルの事、セレクターの事、出会いの事を話し、家族は家族同士で親睦を深めあった。
「香月、私もいつか、2人でこういう所に来たいと思っていたけど、まさかこんなに早く叶うなんて思わなかったよ。」
「僕もだよ、遊月。」
「ああ!こら、何抜け駆けしているの!」
「抜け駆けじゃ無いもん!」
「ああ、遊月も華代さんも落ち着いて。」
「「香月は今は黙ってて!」」
遊月達はいつもの通り
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