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第2部『計画打倒編』
最終話『この決着は…』
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「ああ、あれか。」
「ちょうど揃っていますしね。」
クウガとアギトが納得し、平成主役ライダー達は肩を組み始め、セレクター達もその輪に加わり17人は一つの輪になる。
『複数ノセレクターヲ確認。管理ヲ開始スル。』
シグマサーキュラーはそれを見て行動に入ろうとするが、
「させません!」
〈ソイヤッ!スイカアームズ!大玉、ビッグバン! 大玉モード!〉
残月がスイカアームズ大玉モードに変身し、妨害する。
『セレクターヲ確認。妨害スル為、無力化及ビ、管理ヲ開始スル。』
妨害されたシグマサーキュラーは残月に標的を変更し攻撃するが、大玉モードを何度破壊してもデジタル化し、再復元されてしまう。そして、シグマサーキュラー手こずっている間に、鎧武達の準備が整い、
「ライダー!シンドローム!」
17人の平成主役ライダーは右腕を掲げ、光を放ちシグマサーキュラーを消滅させる。そして、クリエイトウィザードリングは破壊され、仮面ライダーの世界となってしまっていたこの世界は元に戻る。
「それじゃあ、さよなら。元気でやれよ!」
「おばあちゃんが言っていた。正義は己の心にある。自分の信じた道を進め。」
「俺達は次の世界へ行く。お前達も自分の世界を作れ。いつか俺が破壊しに行ってやる。」
「俺は如月弦太朗!異世界の奴ともダチになる。覚えておけよ!」
「みんなは若いんだから、迷った時は考えるのを止めて真っ直ぐ進むのもやり方の一つだ。」
何人かのライダーは別れ際に一言言い、眼魂の力で召喚されたライダーは消えていった。
「どうやら、俺ともお別れのようだ。」
剣崎はそう言う。
「どうしてですか!」
「俺もクリエイトウィザードリングの力で呼び寄せられたライダーだ。効力が消えたら、元の世界に帰らないといけない。みんなと出逢えて良かった!それじゃあ、さよなら。」
剣崎も光になって消滅する。これで、完全に仮面ライダーの世界との融合が解除された。
「さて、バトルの再開の事だけど、実は私はウリスにベルトを渡してなかったの。あれは別のセレクターに渡そうと思っていた物を無くしちゃって、いつの間にかウリスの所に行っていたみたいなの。だからこれはお詫びとして、今残っているセレクター全員を優勝として、みんなに5カートンずつプレゼントするわ。だからもう戦わなくていいわよ。」
「繭、、、」
「だって私の我が儘でみんなを付き合わせたのにその上私の管理の所為で迷惑をかけた。それならそれ相応のお詫びは必要よ。」
「まあ、繭がそう言っているんだ。あんたも頷きな。」
「うん。」
「それじゃあ、ライダーバトルは終了。ベルトを破棄した人から順に発送するわ。」
繭はそう言って光となり消滅した。
「じゃあ、ボク達も終わらせるか。」
「なら、みんなで一緒に終わらせよう!」
「いいねそれ。
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