暁 〜小説投稿サイト〜
異世界系暗殺者
肝試しの時間(2016/05/16 加筆修正)
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。膝枕されている側の俺はというと、心の中で有希子に謝罪しながらも男の性なのか、膝枕を堪能してしまった。正直、有希子と甲乙つけ難かいというのが感想だ。

チェックポイントでのイベントをクリアし、先に進んだ俺達を待っていたのは、人面鰻犬に仮装した岡島と何故か河童に仮装した村松だった。

その姿が面白過ぎて、俺だけでなく速水も思わず爆笑してしまったが、これもある意味大切な夏の思い出となるだろう。こうして、俺と速水の肝試しは終了した。

そういえば、肝試しのゴールに辿り着くと先に着いていた友人が地面に両膝と手を付いた状態で灰になりそうな位落ち込んでいて、その周囲にはゴールした男子が集まっていた。

友人の落ち込んだ理由は分かっているが、友人の名誉の為にも語らないでおこうと思う。あと、俺は慰めには行かなかった。俺が行ったら傷口に塩ではなく、山葵(わざび)を塗り込むことになることが分かっていたからだ。



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