暁 〜小説投稿サイト〜
破壊ノ魔王
一章
17
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ゼロの血なんて初めてみたかもしんないよ!?ぼく!


「そんな強敵だったの?」

「いや。トラウマを克服するのは大変なんだよ」


……なんのことでしょう?


「それより勉強しろ。俺は寝る」

「するけど、治療は?いいの?毒とか入ってない???」

「あー、うっせぇな。大したことねぇし、毒があっても俺に効くかよ。日の中を出歩いた方がよっぽどキツイ」


あ……左様でございますか。いやはや流石ですね。言葉も出ませんよ。
そして……寝るのはやっっっ!


「……もう。人の気も知らずに……」


とはいっても。ちょっとだけ、優しさの片鱗が見えたな。この本、きっと全部読んで考えて、こうやったくれたわけだし


「…………うし。がんばるぞ」


やる気を出して机に向かったとき、眠ったと思った人から声がした。ククク、って笑い声


「俺に労力はたかせて……これでいよいよ失敗できねぇなあ。クソガキ」





血の気が凍りました。




[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ