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東方大冒録
VS永遠亭その2。 〜決戦〜
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方ないんだ。ご馳走になるよ」
「そか。ほら早く飯つくってくれよ! 腹が減ってもう動きたくねぇのぜ!」
「魔理沙、おちつきなさい、なまってるわよ?」
「ふふっ、さぁうどんげ、てゐ! 悪いけど朝食の用意をお願いね。私も手伝うわ」
「了解です!」
「了解だウサ」

永琳、鈴仙、てゐは朝食を作るために、永遠亭の中に引っ込んだ。輝夜は、妹紅のもとへと歩み寄った。

「妹紅」
「……、なんだよ?」
「そんなに怖い顔をしない」

あからさまに嫌そうな顔をした妹紅を軽くいなして、輝夜は話を続ける。

「一時休戦ということにしないかしら?」
「……、まぁそのほうがいいだろうなとは私も思ってたしな。事が事だしよ」
「あら、珍しく素直に私の提案を聞くのね?」
「わかってるだろうが、勘違いするな。あくまでこの異変が解決されるまでだ」
「もちろんよ。終わったらまたいつも通り。さぁ、朝ご飯食べましょう」
「そうだな」

そういうと輝夜は永遠亭の中へ入ろうと歩き始めた。妹紅はまだ嫌そうな顔をしてはいるが、輝夜について行った。

「さーて、おれたちも行くかね。ファンネル、そこでいろいろとカオスになってるそいつらを運ぶ手伝いをしてくれ」
「えっ、ちょっと待って零、担がないで! 恥ずかしいから!!」
「零!? ちょっ、やめてくれ! 担ぐな!! 歩けるから!!」
「うるせぇ黙って担がれてろ」

暗基はいつもの雑用ファンネルを展開し、咲夜、慧音を暗基が抱えて、いつの間にか気絶してしまっているチルノ、小傘をファンネルの拘束用レーザーを使用して運び、永遠亭の中に入っていった。





















第二部・永夜抄×星蓮船〜人里の壊滅〜     完
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