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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter49
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ころなのかわかったんだ、すぐに後二人に追い付いて取り押さえる…何かされる前にな」
嫌な予感を抱えながらカプセルが並ぶ通路を直向きに走り出した。
拠点内はそれほど巨大ではないので探し回ること一時間もしないうちにある部屋にたどり着いた。
「ふふ、こいつさえいれば…あの野蛮人どもは抵抗も空しく…」
俺たちが追いかけていた局員たちが巨大なカプセルのコントロールパネルであろうかそれを操作しながら不気味な笑みを浮かべていた。
「見つけた!」
俺達は局員を視認すると局員たちに近づき武器を構える。
「っ!!ユウヤ・ツキミヤ!?なぜこのようなところに!?」
漸く気がついたのか慌てた表情でデバイスを構え始める。
「お前たちかこそこそとしているところを見てな…この期に及んでいったい何をたくらんでやがる!」
「ふ、ふふふ、私たちを止めに来たようだがもう遅い!もうすぐ後ろのカプセルに眠る生物が目をさます」
「ここにいる奴等はウェル博士が研究するために保存されているが…これを解き放ち、あいつらに我々にたてついたことが何れだけ哀れなことだということを教えるのだよ!」
「そんなことでみんなを巻き込まないで!」
下らない理由を聞いて圭も激怒する。
こいつらをほうっておくとここにいる生存者全員の命が危ない!
局員の後ろのカプセルが徐々に開き始めて中の白い冷気が外に排出されるとカプセルの中には凡そ6メートルは越えるであろう長身の鋼鉄の巨人が眠っていた。
「な、なにこれ…」
「たしかそいつは…」
俺は昔の資料のなかでこの生物の情報を見たことがあったのでその記憶を奥底から引っ張ってきて思い出す。
「そうだ、こいつはある世界に生息していた絶滅危惧種、こいつはベヒモスと同等の強さを持ってるってされている!例えお前たちがベヒモスを倒したところでこの鉄巨人には勝つことなど不可能!さあ!いけ!鉄巨人!あの野蛮人どもを血祭りに上げろ!」
威勢よく局員が鉄巨人に命令をくだし右手に持っている巨大な大剣を振り上げる。
その時俺はあることに気づく。
そういえば、こいつはベヒモスのようにウェルに改造されているのか?
改造されているのであれば局員の命令を聞くであろうが…もし施されていないのであれば…
そのうえ、鉄巨人と俺たちの間にはちょうど、局員たちがいる…その上で鉄巨人は剣を振り上げている…つまりは…
「っ!おいお前ら!直ぐに伏せろ!」
良心から俺は彼らに警告し伏せるように促しながら圭を体をつかんで即座に伏せさせた。
「ふはははは!怖じ気づいて…こうさ…」
だが奴等は耳を貸さず俺達が伏せた本当の理由を理解せず高笑いするが…
鉄巨人が放った横切り
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