ハイスクールD×D 光の使者
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れてピンチになっている。
「戻れ、グドン」
ドラゴリーの止めのスタンピングをカプセルに戻すことで回避させる。同時にプラズマ鉱石を多機能腕時計に、ウルトラブレストに収めると同時にプラズマ鉱石から光を取り出していく。
「これが私の本来の姿だ!!」
屋上から飛び出すのと同時にプラズマ鉱石の光を完全に解放する。光の中、私は12年ぶりに本来の姿に戻る。宇宙警備隊技術庁長官、ウルトラマンソルドの姿に。
side リアス
「これが私の本来の姿だ!!」
そう言ってソルドが屋上から飛び出すのと同時にまばゆい光がソルドの全身を覆い、その光が巨人を作り出す。これがソルドの本来の姿。ウルトラマンスーツに似たその姿に、ウルトラマンスーツは本来の自分を模して作ったのだと理解する。
『その姿、ウルトラマンソルド!?生きておったのか!!』
割れた空間の先に新たな影が現れ、声が聞こえてくる。
『ヤプール、おとなしいと思えば平行世界に進出していたとはな。宇宙警備隊として侵略行為は見逃すわけにはいかない!!』
『ええい、やれ超獣達よ!!ウルトラマンソルドを抹殺せよ!!』
『返り討ちにしてやるよ!!』
超獣と呼ばれた3体の内、真ん中の緑色の奴に対してソルドが飛び蹴りを決める。そのまま流れるようにオレンジ色の頭をしている奴の足を払い、最後の1体には円鋸みたいなものを投げて首を落とす。転がっている超獣の尻尾を掴み、ジャイアントスイングで最初の1体に投げつけてから、両腕をクロスさせて光線を発射する。光線を受けた2体は爆発し、死体も残らなかった。それに業を煮やしたのか、空間の割れ目がどんどんと広がり、ゲーム会場が崩壊し始める。
『ここから脱出する。乗れ』
そう言ってソルドが左手をこちらに差し伸べる。私はすぐに飛び乗るがライザー達は躊躇している。
「ぐずぐずしないの!!死にたいの!!」
『早くしろ!!時間が無い!!』
それでも乗ろうとしないライザー達をソルドが右手で掴んで握りこむ。そしてそのまま飛び上がり、額の結晶体らしき部分から先ほどの光線とはまた違う光線が発射されて、空間に穴が開く。その穴をくぐり抜けた先は見慣れた実家の前だった。穴はソルドが抜けるのと同時にふさがり、ソルドが私たちを屋敷の前に下ろす。
『グレイフィアさん達に連絡はつくか?』
「ダメ。繋がらない」
『向こうも似たような状況だろうな。私はこのまま救助に向かう。情報を集めておいてくれ。ハァッ!!』
ゲーム会場から戻ってきたように、再び穴を開けて何処かへと、おそらくはお兄様達の元へと向かったのだろう。あれがソルドの本来の姿と力。私が大好きな人。子供の頃にあの石を素直に返していたら、多分二度と会え
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