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ハーメニア
いつもの日常
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「とはいえ、奴らがいつ襲撃してくるかわからん以上、対策を立てることも容易ではあるまいに」
「安心してください。私が任務に失敗した以上、彼らは警戒してそう簡単に手は出してこないと思います」
「では……」
「その間にマコトさん達を戦えるレベルに上げなければいけません」
「しかし、こちらで戦えるものはがくぽしか」
「私が手伝います。二人は私を友達と言ってくれました。なら次は、私が二人を守ります!」


            5月15日 AM6:00

色々とあったが、無事に俺たちは次の朝を迎えることができた。結月は最初の方は居心地が悪そうにしていたが、流石に疲れたのか、シャワーを浴び終えた後、すぐに眠ってしまった。かく言う俺も、同じような感じだったが……

「んっ……。マコトさん?」

椅子に座ってボケーっとしていると、結月が起きた。

「おはよう。よく眠れたみたいだな」
「おはようございます。ベット借りちゃって、すみません」
「おう。とりあえず朝飯作るから、ゆっくりしててくれ」

そう言うと、俺は椅子から立ち上がりキッチンへ向かった。結月は持ってきた鞄から化粧品らしきものを取り出し、洗面所へ行ったようだ。冷蔵庫を開けて、何を作ろうか考える。卵があるからだし巻き卵は確定として、味噌汁と白米にするか。

「マコトさん、なにかお手伝いすることはありますか?」

肌の手入れが終わったのだろう、結月がキッチンにやってきた。手伝うことと言われても、作るものはそう手間のかからないものばかりだし、そうだな……。

「だったらサラダ作っててもらえるか?キャベツとかはそこの野菜室に入ってるから」
「分かりました」

野菜室から野菜を取り出した結月は、手慣れた風に野菜を切り始めた。

「結構手馴れているんだな」
「お母さんが遅かったりするので、私が晩ごはんを作ったりするんです。マコトさんも、お話に聞いていたよりお上手ですね」
「聞いていたって、マキに?」

結月が頷く。あいつは人のプライベートをバンバンしゃべるので一体どこまで喋ったのか、少し怖いが、褒められて悪い気はしない。完成しただし巻き卵を均等にわけ、皿の上に盛り付ける。既にサラダは持って行ってくれてたのか、いくつか皿が無くなっている。味噌汁も器に注ぎ、リビングの台の上にだし巻き卵と一緒に持っていく。

「ご飯は悪いけど、自分で注いでくれ」
「分かりました」
「「いただきます」」

だし巻き卵をつまみ、口に運ぶ。うん、今日はうまくいったな。

「マコトさん……これ……」
「?どうした結月」

なんだろう、味が合わなかったのか。そういえば苦手なものとか聞いてなかったな、もしかして卵ダメだったか?

「このだし巻き卵、後で作り方教
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