第1話 初めての本格的捜査
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そしてその鍵実はまだ持っているのでしょう?何せこれからまた使おうと思っていたのですからね?恋心に対して」
蓮「え?」
響希「これも恋心から聞きました。今日君に夜学校に来てくれと言われたと。そして鍵はその微かに膨らみ君も無意識のうちに気になっている胸の内ポケットの中にあるのだろう?」
と言い終わってから近づき抵抗する中無理やり鍵束になっている鍵を取り出した。
響希「この中に正解はある筈だね、これが動かぬ証拠と言うやつです。」
蓮「……」
響希「そしてもう一つの動機は恋心についてですね?」
蓮「そうですよ、あの人はいつもクールに気取っているしかし、心中ではあの人は僕を求めているんだ!そして今日それを確かめる、もし拒絶するなら彼と同じ目に合わせるだけだ!!それを邪魔するなら刑事さんだって許さない!!!」
そしてナイフを取り出していた。
響希「残念ながら恋心は来ない、俺が今日は行くなと言っておいた」
蓮「どうして邪魔をする!!あの人は僕を求めているんだぞ!!」
響希「恋心はお前なんか求めていない、ナルシスト発言も恋心を侮辱する発言もそこまでにしろ」
蓮「うるさいぞこのシスコン野郎!!!!」
そう言ってナイフを構えこちらに向かってきた。それをナイフを持っている手を弾きナイフを弾き前に重心が乗っている状態に足をかけ転ばせ手を後ろに組ませ手錠をかける。時計を確認する。
響希「午後8時38分逮捕。悪いなこう見えても捜査4課への話も出ているほどなんだ」
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