第1話 初めての本格的捜査
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捜査が打ち切られた事件だ。
響希「どうして俺達なんですか?この課とは何も関係無くないじゃないですか?」
沙耶「そうですよね、こういうのなら捜査一課とかの仕事だと思うんですけど」
響希「それよりもこの事件はこの前打ち切られた筈では?」
華那「さっき学校から生徒やその保護者の方から不安の声が上がるから捜査して欲しいそうだよ、それで流石に大事には出来ないから少人数での捜査をご所望だったそうで叱るついでにうちに押し付けたってわけ、まあ上が言うには君たちの課は何でも屋みたいに請け負ってるし君たちは優秀だからって押し付けられたってわけ、それでこの事件響希君と沙耶さんの2人で行ってきてね」
響希「はい?華那先輩は?」
華那「私は他にも仕事あるし1人はいないと対処出来ないからね、それにこの高校2人の母校だよ」
沙耶「あ、本当ですね、でも華那先輩もじゃないんですか?」
その通りで俺と沙耶先輩が共に通った母校で俺の妹が今通っている高校でもある、そして華那先輩もか?ってところで
華那「どうだろうね、まあそんな訳でよろしくね、話は通してあるから今からでも行ってきてね」
はぐらかされた。
流されるように学校に向かわされた。別段学校まで遠いわけではないためそこまでは徒歩で向かう事になった。そして生憎今日は金曜日だったのできっと不審な目で見られるんだろうなぁと思いながら向かった。
沙耶「ねぇ、今の生徒会長って恋心ちゃんなんだよね?あ、でも今年で3年生だから今年で最後だよね?」
沙耶先輩が言ったように生徒会長の恋心とは俺の妹
響希「そうですよ、俺と違って恋心は優秀なので」
沙耶「まあ私は高校では違うクラスだったからわからないけど、刑事としては私は響希優秀だと思う」
響希「沙耶先輩や華那先輩には敵いません、それに俺はそこまで言われるほどじゃありませんよ」
沙耶「ねぇ、やっぱり同い年で同級生で幼なじみで先輩は変な感じだからせめてさん付けにしてもらいたいなぁ」
響希「うーん…わかりましたそこは妥協します」
そんな事を話してたら学校についた、それほど近い所にある学校でちょっと都市部付近にあるのでまあまあ大きな学校で結構生徒数も多くまだ朝も早く登校時間というのもあり敷地に入ると結構疑惑とか不安のような目で見られた。まあそんな事は気にせず職員玄関を通り1度校長室に入り俺と沙耶さんの時と同じ校長先生だったから俺達が立派に働いていると喜ばれて褒めてくれた、そしてその後本題に入り自分よりはと言いその時の発見者を呼んでくると言っていたが俺達が今は授業中なのでは?と言ったが早く事件が解決するのに越したことはないと言って校長室を出て会議室に移動してほかの先生にその発見者を連れてくると言った。
待っている間俺と沙耶さんは捜査ファイルや資料を確認していた、すると失礼しますと礼
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