転生天使にラブソングを
天使の仕事に興味を持った悪魔二人
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向かうイリナだったが、建物内にある別の聖堂に赴き赤ん坊連れの若い夫婦に対応していた俺とイリナ。
「天使様に織斑様、どうかこの子に聖なる名を付けてあげて下さい」
「分かりました、ちょっとお待ちを」
命名を天使と俺に願いを来たらしく、快く承諾したイリナはタブレットを取り出した。そんで俺とイリナで考え込んで数分後、用意していた命名書に名前を書くイリナであった。
「その子の名前は『蒼太』君です!本来なら聖人から名前を拝借しますが、この子の未来にて変に聖人名から付けると何かと問題とされると一真君が判断致しました」
「ちゃんと書の神を呼び出して書かせてもらったので、この子の人生に聖人の名を拝借する事は良い事でもあります。が、それを大人が勝手に付けてはこの子も不幸へとなるでしょう」
考え込んだ名前が普通だったが、本来ならば冶虎武と書いてヤコブとなる。使徒ヤコブから拝借したようだが、キラキラネームを付けられた子供には不幸が起こるとされている。
「ありがとうございます、天使イリナ様に織斑様!この命名書はウチの家宝にさせてもらいます!」
意外に普通過ぎたかな?と思ったが、喜んでくれた両親だったからまあいっか。キラキラネームを付ける事は確かに流行ったが、後悔して改名する者らが多いからな。
「うん、良い名だ」
「はい、流石は一誠さんとイリナさんです」
ゼノヴィアもアーシアも納得した事で、信徒の感覚は普通の者でも理解出来るようだな。そんで次に向かった建物内にあるスタジオには、用意されていた撮影器具と専属カメラマン。水着に着替えたイリナもそうだが、隣で蒼い翼にて最新ファッションを着ている俺も撮影に応じていた。
「はい、いいですよー、イリナ様。じゃあ次はこう言うポーズで」
「こうですか?」
「そうです!一枚頂きます!」
「そのままの視線でお願いします、織斑様。次はこのようなポーズで」
「こうか?」
「ええそうです、そのままでお願いしまーす!」
可愛くポージングしていたイリナにフラッシュが焚かれていたが、こちらでは格好良く視線やらポージングをしていた俺であった。イリナのカメラマンは男性で俺のカメラマンは女性であるが、一部の信徒向けに発刊している身内専用雑誌『週刊ブレイブエンジェル』が存在する。
今度の特番としたミカエルのAであるイリナを取り上げているが、俺的には蒼い翼関連で発刊している『週刊シルバーウイング』が存在しつつ、たまに俺もモデルとしてやる事が多い。
「イリナさん、教会で天使の存在を知っている方々の間ではかなり人気があるそうですが一誠さんは何関連なのでしょうか?」
「一見アイドル紛いの事もやっていると聞いているが、一誠も何やら撮影しているが何のモデルをしてい
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