暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?新たな時代へ〜Step in the Future〜
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し転移門から神秘を感じられる。それが生きている証拠なはずだ。とにかく、会いに行ってみよう」
そう教えてくれた。生きてるって確約が欲しかったんだけど、ルシル君にも判らないことだってあるんだ。責めるのは筋違いだ。
「こちらレクリエーションルームのフィレスです。チーム海鳴はこれより転移門と接触します。トランスポーターの起動をお願いします。・・・さぁ、行ってきなさい」
フィレス一尉がブリッジに連絡を入れてくれた。そして私たちチーム海鳴はエントランスのトランスポーターから艦外へと出て、飛行魔法を使って“転移門”の前まで移動する。なのはちゃん、アリサちゃん、シャルちゃん、フェイトちゃん、はやてちゃん、ルシル君の6人でそれぞれ神器を持って・・・
「ケリオン君・・・!」
私は両手で“転移門”の崩れた門扉に触れる。なのはちゃん達も「ケリオン君!」名前を呼ぶ。すると『すず・・・んな・・・。・・ずか・・・みん・・・』ノイズ交じりだけど、確かに私の名前を呼ぶ声が聞こえた。私たちはそれぞれフローターフィールドを展開して、そこに着地。
「「ケリオン君!」」
「「「ケリオン!」」」
「姿を見せなさいよ!」
「ケリオン! 実体化できないのか!? 出来るなら、実体化してやってくれ!」
みんなでケリオン君の名前を呼んでいると、“転移門”の門扉の表面から光の粒子が溢れて来て、それが一ヵ所に集まると「ケリオン君!」の姿になった。だけど「ケリオン君、体が透けて・・・!」ケリオン君の体は、以前と違って透けているし、ところどころにノイズが走ってた。
『またみんなに会えて・・・良かった・・・』
「ケリオン君!」
『・・・みんな。スマウグ竜を逃がしてしまったけど・・・大丈夫だった・・・・?』
私たちは無言になる。スマウグは、リアンシェルト少将の手によって斃された。レーゼフェアさん、シュヴァリエルさん、フィヨルツェンさんも“エグリゴリ”だって判って辛かった。そこにまたリアンシェルト少将までもが、ルシル君の斃す、救うべき敵だったなんて。
「ああ。俺たちがしっかりと決着をつけてやった。安心しろ、ケリオン」
『そっか。さすが、ですね。・・・だけどこれで、僕もローフェティタも、安心して還れるよ』
安心したように微笑むケリオン君。そんなケリオン君に「ねぇ、還られなくてもいいんじゃないの!?」アリシアちゃんがそう言った。ケリオン君――“転移門”が門扉を閉めた理由、還る理由は、あちらの次元からこちらの次元に神器が入って来ないようにするため、それにスマウグをアールヴヘイムに閉じ込めるため。その内の1つが果たされた。
「そ、そうだよね。ケリオン君やローフェティタさんが人化すれば、門は開かないんだし!」
スマウグはも
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