暁 ~小説投稿サイト~
魔道戦記リリカルなのはANSUR~Last codE~
Epico?新たな時代へ~Step in the Future~
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。さらに「おは~!」金髪のボブカットの天音ちゃん、「おはよう」艶やかな黒髪を腰まで伸ばしてる依姫ちゃん、「おっはよう!」藍色の長髪をシュシュで纏めた刀梅ちゃん、「おはよう」夕陽色の髪をハーフアップにした耀ちゃんからも朝の挨拶を貰った。
「おーっす、ルシル! 今日もハーレム登校か?♪」
ルシル君と特に仲の良い男の子、赤髪の亮介君や、「おっはよう!」天音ちゃんの双子の弟の天守君、「おはよう、ルシル君、なのはさん達も」栗色のさらさらヘアの護君が、私たちに挨拶をくれた。
「ん? すずか、なんかアクセサリー増えてない?」
天音ちゃんが、首から提げてる“スノーホワイト”の待機モード時であるクリスタル、その隣に指輪に気付いた。制服の下に隠れてるのに良く判ったな~。制服の上着の下から“スノーホワイト”を、そして黄金に輝く指輪を取り出す。
「これは・・・」
・―・―・回想です・―・―・
リンドヴルムの首領だったスマウグはアールヴヘイムに閉じ込められてなかった。アールヴヘイムの存在する次元世界と、私たちが過ごしている次元世界を隔てる境界を繋げる唯一の存在、“転移門ケリオンローフェティタ”はまだアールヴヘイムに還ってないってことになる。それはつまり、“転移門”の人化した姿の1人、私たちの大切な友達だったケリオン君もまた還ってないはず。
(それを確認するために、私たちはまたここに戻って来た・・・)
当時と同じ巡航L級3番艦・ジャスミンに搭乗して、機動一課のフィレス一尉と私たちチーム海鳴の臨時特殊作戦班(シグナムさんとヴィータちゃんとシャマル先生とザフィーラ、それにセレスちゃんとルミナちゃんとベッキーちゃんは別の仕事で居ない)は、回収した6つの神器と一緒に再び彼の地、リンドヴルムの本拠地だった無人世界へと赴いていた。
「っ! ケリオン君・・・!」
レクリエーションルームに集まっている私たちの前に展開されてるモニターに、途轍もない大きさを誇る黄金に輝く門が宙に浮いてる映像が映し出された。でも「何よアレ。ボロボロじゃない」アリサちゃんが言うように傷1つとして付いていない綺麗だった黄金が、ところどころ無残に崩れていた。門扉の部分には大きな亀裂が走ってるし、大穴も空いてる。
「アレ、大丈夫なわけ? 神器って壊れたらやっぱり死んじゃうんじゃないの?」
シャルちゃんのその言葉に私は血の気が引いた。私は「ルシル君!」に振り向いて、ケリオン君の状態がどういったものかを訊ねる。ルシル君は難しい顔をして、モニターに映る“転移門”を注視する。そして・・・
「大丈夫。おそらく死んでいないよ。そもそも神器は死ねば、二度と修復できないように砂状になるんだ。とは言え、転移門は正式な神器じゃないため、確約は出来ないんだが・・・。しか
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