第一章
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「そうそう、取引先の会社にいてね」
「それで仕事のお話をしているうちにも」
「結婚して五年」
「結構続いてるわね」
「うん、けれどね」
ここでこうも言ったアントンだった。
「何か僕ってあれだね」
「スロバキア人だからっていうのね」
「そうだよ、何か余所者になった感じがするね」
「気にし過ぎでしょ、そもそも分かれたのって」
チェコ人としてだ、エディタは夫に返した。その実際の年齢よりも若く見える童顔で。
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